安くて栄養満点の舞茸は、いろいろな料理に使うことができます。
基本的に加熱調理をして食べる舞茸ですが、加熱方法のひとつに電子レンジでチンする方法があります。
舞茸だけを電子レンジで温める場合、どれぐらいの加熱時間で食べられるようになるのでしょうか?
また、調理方法によって変わりやすい舞茸の栄養価は、電子レンジでチンするとどうなるのでしょう?
今回は、そんな舞茸を電子レンジでチンして食べる方法について、詳しくご紹介したいと思います。
舞茸だけをレンジでチン!電子レンジの加熱時間はどれぐらい?
舞茸の電子レンジでの加熱時間は、100gあたり500wで2分~2分半ほどです。
舞茸から水分が出ていて、しんなりとしていたら食べても大丈夫でしょう。
舞茸を電子レンジで加熱する方法は、まず石づきを取り除き、小分けにして耐熱皿に広げます。
上からふんわりとラップをかけ、温めるだけです。
とっても簡単ですね(^^)
茹でると時間も手間もかかりますが、電子レンジの場合は簡単に手早く加熱することができて、料理もとても楽になります。
舞茸は電子レンジで加熱することで、サラダやおひたしにすることができてとても美味しいですよ。
舞茸などのきのこ類は加熱食材で、生で食べることはできません。
生のままだと実は微量に有害物質が含まれていて、そのまま食べてしまうと食中毒を起こしてしまう可能性があるんです。
きのこによる食中毒の主な症状は、腹痛、下痢、嘔吐、湿疹などです。
また、アレルギーも起こりやすくなり、きのこを生で食べてしまうのは、とても危険なんです。
最悪の場合は、アナフィキラシーショックをおこしてしまうこともあるので、食べる際にはしっかり加熱しておかないといけません。
もしも食中毒のような症状があらわれたら、速やかに病院を受診するようにして下さい。
舞茸を電子レンジでチンしたら栄養価はどうなる?
舞茸の栄養素の中には加熱に弱いものもあり、長時間加熱してしまうと失われてしまうものもあります。
なので、短時間で加熱できる電子レンジでの加熱方法は、舞茸の栄養価を残しやすい調理方法と言えます。
舞茸には、便秘改善効果のある食物繊維やβ‐グルガン、歯や骨を丈夫にしてくれるエルゴステロール、美肌効果の高いナイアシンなどが豊富に含まれています。
健康にも美容にも効果的な成分ばかりなので、これらの栄養をそのまま摂取することができるのは嬉しいですよね。
カロリーも低いので、たくさん食べても太ることがなく安心ですので、ダイエット食材としても向いています。
さらに、舞茸の栄養として忘れてはいけないのが、舞茸特有の成分である「MD-フラクション」です。
この成分は免疫力をあげ、ガンの予防や改善効果が期待できます。
MD-フラクションを抽出してがんの治療にも使われているほどで、舞茸をたべて美味しくがん予防もできるなんて、舞茸の栄養には驚かされることばかりです。
舞茸は体にとってもいいと分かりましたが、1日の目安量が気になるところ・・・
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まとめ
舞茸を電子レンジで加熱して食べる際は、100gあたり500wで2分~2分半ほどの時間になります。
他の調理法に比べてとても短い時間と少ない手間でできるので、あっという間にできあがります。
舞茸などのきのこ類は加熱食材で、生で食べると食中毒を起こしてしまう可能性があるので注意しましょう。
舞茸の栄養の中には加熱に弱い成分もあるので、短時間で加熱処理ができる電子レンジは栄養を残しやすい調理法だといえます。
舞茸は便秘改善、歯や骨の強化、美肌効果、がん予防など、さまざまな美容、健康効果が期待できます。
電子レンジでの調理は、舞茸本来の味がしっかり出て楽しむことができるので、ぜひみなさんも舞茸を電子レンジで調理して美味しく食べてくださいね。