安くてカロリーも低いのに、栄養価も高くていろいろな料理に使うことができる舞茸(まいたけ)。
スーパーなどでもいつでも手に入れられて、ついたくさん食べ過ぎてしまうこともありますよね。
舞茸は1日にどのくらいの摂取量が適量なのでしょうか?
また、食べ過ぎると体に何か悪影響はあるのでしょうか?
今回は、そんな舞茸が1パックどれくらいの重さで、1日の適量や食べ過ぎで起こる影響などをご紹介したいと思います。
毎日の健康や美容に舞茸を取り入れようと思っている方、必見です!
舞茸1パックの重さは何グラム?1日の摂取量の目安は?
基本的にきのこ類は、一般的には1パック100gのものが多いです。
舞茸も、徳用などの大容量でない限り、ほとんどが1パック100gで売られています。
舞茸の1日の適正摂取量は、多くても1日に100gくらいまでだとされています。
毎日取り入れる場合には1日50gぐらいを目安にすると良いでしょう。
舞茸は食物繊維が豊富なのですが、食物繊維は成人男性の場合で1日に20g、成人女性の場合で1日に18gが理想だされています。
舞茸には100g中4gほどの食物繊維が含まれているので、1パック食べただけでも1日に必要な食物繊維の5分の1も摂取してしまうことになります。
もちろん食物繊維は他のいろいろな食材にも含まれているので、舞茸を食べ過ぎてしまうと、食物繊維の摂りすぎにつながります。
適量の摂取だと便秘の改善や糖尿病予防などになりますが、適量を超えてしまうとこの効果も失われてしまうので、舞茸を食べる時は適量を守って食べましょう。
舞茸を食べ過ぎても害はない?危険なの!?
舞茸は多くても1日に100gぐらいまでだということはわかりましたが、この量を超えると何か体に害はあるのでしょうか?
舞茸の食べ過ぎで体に起こる害として考えられるのが、下痢や腹痛といった症状です。
先ほどにもご紹介しましたが、舞茸には食物繊維が豊富に含まれていて、食べ過ぎると食物繊維を摂りすぎてしまいます。
舞茸に含まれる食物繊維は不溶性食物繊維がほとんどで、この食物繊維は消化されずにそのまま体外に排出されます。
本来は便秘改善効果のある不溶性食物繊維も、消化されないので大量に摂取してしまうと消化不良を起こし、下痢や腹痛の原因になります。
元々お腹が弱い人は、特に注意する必要がありそうです。
舞茸には様々な栄養素が含まれていますが、体にいいからといって食べ過ぎると逆に悪影響を及ぼしてしまうんですね。
また、食べ過ぎ以外にも注意したいのが、生で食べてしまうことです。
きのこ類は基本的に加熱食材で、加熱が十分にされていない状態で食べてしまうと、食中毒を起こすことがあります。
きのこ類には微量ながら有害物質が含まれていて、生で食べるとこの有害物質が作用し害をもたらします。
舞茸で起こる食中毒にも、腹痛や下痢などの症状がありますので、舞茸を食べた後に腹痛や下痢などの症状が出た場合は、食べ過ぎか食中毒の可能性を疑いましょう。
どんなに体にいい食べ物でも、食べ過ぎは逆効果となってしまい、体にいい影響を与えることはありません。
舞茸以外の食べ物でも、体にいいからと食べ過ぎてしまうことがないようにして下さい。
まとめ
マイタケなどのきのこ類は基本的に、1パック100gで売られていることが多いです。
舞茸の適正摂取量は、舞茸に含まれる食物繊維の量から考えて、多くても100gほどに抑えておくといいでしょう。
舞茸の食べ過ぎには食物繊維の摂り過ぎによる腹痛や下痢などの症状があらわれます。
生で食べた時も同じ症状が出るので、注意してください。
舞茸は適量の摂取だと、便秘の改善や他にも様々な効果があり、健康にも美容にもとてもいい食材です。
くれぐれも食べ過ぎには十分注意して、正しい量をまもって美味しく食べて下さいね。