七夕には、短冊に願い事を書いて、笹に吊るすと願い事が叶うと言われていますね。
では、どうして願いが叶うのか、誰が願いを叶えてくれるのか、知っていますか?
ほとんどの方は短冊に願いを書いたことがあると思いますが、誰が叶えてくれるのかなどは知らないですよね。
また、願い事を叶えるためにはおまじないなどもありそうですが、何かないのでしょうか?
今回は、そんな七夕に願いを叶えてくれるのは誰なのか、おまじないはあるのかなどについて、ご紹介したいと思います。
七夕の願い事の数は1つだけの方がいい!?誰が叶えてくれるの?
「七夕に願いが叶うのなら、たくさんした方がいいんじゃない?」
と思う方もいますよね。
そもそも七夕とは、織姫様と彦星様が1年に1度だけ和えるという伝説なのですが、どうしてそこで願いが叶うと言われているのでしょう?
七夕はもともと、豊作を願う行事として行われていました。
中国の伝説が江戸時代に伝わって始まり、今まで続いてきています。
昔はなんでも願いが叶うというわけではなく、
「織姫と彦星が無事に会えるように」
「豊作になるように」
「織姫に対して、習い事が上達するように」
などの願いをしていました。
では誰がこの願いを叶えてくれるのかというと、豊作祈願は豊作の神様にお願いしますが、その他は叶えてくれる人がいませんよね。
実は、正確には七夕の願い事は叶うというわけではなく、自分の目標のようなものなんです。
「短冊に書いた願い事を、必ず叶えるぞ!」という願掛けです。
なので、誰が叶えるのかというと、自分が叶えることになります。
みなさんが思っている、七夕には短冊に書いた願い事が叶うというイメージは、実は間違いなんですね。
なので、数に制限は特にありません。
たくさん書けば、その分自分で叶えるための努力をすればいいんです。
短冊に書く七夕の願い事には数に制限はないので、たくさん叶えたい方はたくさん書きましょう(^^)
七夕の願いが叶うおまじないってある?
七夕の願いを叶えるおまじないは2つあります。
ひとつめは、朝から夜までに7回同じことを繰り返すというおまじないです。
7月7日にとって7という数字は特別な数字なので、7回繰り返すと効果があるそうです。
7回繰り返すのはなんでもいいそうなので、特別なことは必要ありません。
行いやすいような行動を7回繰り返すようにしましょう。
もうひとつは、七夕の日の特別な恋愛成就のおまじないです。
五芒星のグッズを持ち、「アラリタ」という呪文を1度言います。
この時に使った五芒星のグッズを、恋愛を叶えたい相手に会う時に持っておきます。
これで、恋愛が成就するようですよ~♪
五芒星はいろいろなおまじないで使用されており、特別な力があるそうなので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
七夕はもともと豊作を祈るために、行われている行事でした。
豊作祈願は豊作の神様が叶えてくれますが、今のようにいろいろな願い事をするときは、誰かが叶えてくれるということはないんです。
願掛けのようなもので自分で叶えるものなので、数に制限もなく、いくらでも書いて大丈夫です。
七夕に願いを叶えるためのおまじないは、1日のうちに7回同じことを繰り返す、
もしくは五芒星グッズを持って「アラリタ」という呪文を言う2つの方法があります。
ふたつめは恋愛成就限定ですが、七夕の日におまじないをすることで、本当に叶ってしまいそうな気がしますね。
七夕はもともとは中国の伝説でしたが、今となっては日本でも欠かせない行事のひとつです。
ぜひみなさんも短冊に願いを書いたり、おまじないをして願いを叶えましょう。