夏になると、いたるところに蚊がいてとっても嫌ですよね。
特に家の周りでは、玄関にたくさん集まっていることはありませんか?
蚊が集まっていると噛まれてしまう可能性もありますし、顔や体に当たって気持ち悪いですよね。
どうして玄関先には蚊が多いのでしょうか?
今回は、そんな玄関先に集まった蚊の対策方法や、多い原因などについてご紹介したいと思います。
玄関先の蚊対策のおすすめご紹介!
玄関は他の窓に比べて網戸などがないので、蚊にとって邪魔になるものがなく、とても入りやすい場所なんです。
玄関に蚊を入れないためには、少しでも玄関を開けている時間を少なくしなければいけません。
当たり前の事ではありますが、これが基本となります。
まずは蚊をできるだけ家に入れないために、家に入るとき、家から出るときは、ドアを開けっぱなしにはせず、すぐに閉めるようにしましょう。
蚊は人間を匂いで見つけることができるので、玄関を開けたまま近くにいると、すぐに家の中に入ってしまいます。
宅配便などの荷物を受け取るときにも、ドアを開けたまま受け取らないのがベストです。
出来るだけ外に完全に出てから受け取るようにすると蚊が家に入りにくくなります。
また、蚊の飛ぶ力はとても弱く、少しの風でもすぐに飛ばされてしまいます。
そこで利用するのが、扇風機の風の力です。
玄関から外に向かって扇風機をかけておくことで、風で蚊が飛ばされ、家の中には入ってこれなくなります。
少しもったいない気もしますが、ずっとつけているわけではなく、玄関のドアをあけている間だけでいいので、電気代もそんなにかかりません。
あるいは、玄関にうちわや扇子等を置いておき、玄関から出る時にはうちわを外に向かってあおぎながら出るのもいいですね。
そして、家に入る時には携帯しておいた扇子等で玄関前の蚊を追い払ってから家に素早く入るようにするといいです。
最近は玄関専用の防虫剤なども、多く販売されています。
置くタイプの物や吊るすタイプのものなど、玄関の形に合わせて選べるので、蚊の対策になりますよ。
一度つけてしまえばあとはそのままで大丈夫なので、ぜひ利用してみて下さい。
玄関に蚊が多いのはなぜなの?
玄関に蚊がよってきやすいのには、いくつか理由があります。
まず一つ目は、夕日などが玄関ドアに反射し、その光に集まってくることです。
蚊などの虫は光に反応して集まる習性があり、蚊も同じように光に集まってきやすいです。
二つ目の理由は玄関の周りにある玄関灯に集まってきているというものですが、こちらも一つ目の理由と同じように、光に反応しているという理由ですね。
蚊の中でもイエカは光にあまり反応せず、ユスリカは集まってきやすいです。
三つ目の理由は、蚊は黒色に引き寄せられるというものです。
蚊がよく集まっているという玄関は、黒い色のドアが多くはないですか?
実は蚊は黒い色に集まる習性があり、玄関の色が黒い場合は、その色に集まってきている可能性が高いです。
実際に海外の実験で、「黒、青、赤、白、緑、褐色、黄色」のシャツを着て蚊がどこに飛ぶかというものがあったのですが、やはり黒に寄ってくる蚊が1番多かったのです。
なので、白っぽい色の玄関には蚊は集まりにくく、黒い玄関であれば蚊が集まりやすいんですよ。
また、実験のように夏に黒い服を着ていると、蚊が色に引き寄せられて集まってくるので、噛まれやすくなります。
蚊に刺されないためには、服装の色などにも注意しないといけません。
出来るだけ明るい服を着るようにすると、蚊も近寄ってきにくくなりますよ。
まとめ
蚊を玄関に入れないためには、ドアを素早く閉める、扇風機の風で吹き飛ばす、防虫剤を使用するなどがあります。
蚊は光や黒色に引き寄せられるので、当てはまる家は特に蚊対策が必要ですね。
玄関の対策が弱いと家の中に蚊を入れてしまうことになるので、玄関でしっかりと蚊をブロックしておきましょう。