虫刺されで硬く腫れる。腫れが固い場合はどうすればいい?

虫に刺された時、かゆみが出たり、赤くなったり、硬く腫れたりと、どんな虫に刺されたかで症状が違う場合があります。

蚊のように、かゆみがあり、赤く腫れるといった分かりやすい場合は良いですが、他の虫の場合はどんな症状がでるのでしょうか?

今回はそんな「虫刺され」についてご紹介していきたいと思います。

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虫刺されで腫れて固い。どんな虫の可能性があるの?

虫刺されは虫によって、腫れ方の症状のでかたに違いがあります。

まずは、

どんな腫れ方?
かゆみはあるのか?
赤みはあるのか?

を確認してみましょう。

すると、どんな虫に刺されたのかの検討材料になります。

ほとんどの虫の場合、刺された時、かゆみや赤みがでます。

硬くしこりのようなものがある場合は、ブヨといった可能性が考えられます。

ダニやケムシの場合は、しこりではなく、丘疹や紅斑のような症状出やすいです。

ほとんどの虫の場合、患部を水でよく洗い、虫刺されの薬を塗る事で数日で治まる事が多いです。

しかし、何日も腫れがひかない場合や、ハチやケムシといった毒をもっている虫に刺された事が分かっている場合は、早急に病院で処置してもらいましょう。

虫刺されで腫れやすいのはアレルギー体質も関係ある?

虫に刺された時に、かゆみや腫れ、赤みが出る方がほとんどだと思いますが、この反応自体はアレルギー体質と関係があります。

人によって、何に強く反応して、何に反応しにくいかは違います。

自分がどんな虫に反応しやすいかなどを明確に知りたい場合は、病院での血液検査が必要となるでしょう。

アレルギー反応には、2つのタイプがあり、遅延型反応と即時型反応に分かれます。

遅延型反応は、虫に刺されてから、数時間後に症状が現れ、数日~1週間程度で治まります。

即時型反応は、虫に刺された直後から発症して数十分ほどで治まります。

アレルギー反応の型は、刺された回数により変化していきます。

乳幼児期は、遅延型反応が比較的多く、青年から壮年期には、即時型反応のみ起こります。

老年期には、どの反応も起こらない事が多いですが、症状は個人差によって出方が違います。

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虫に刺された時の症状

虫に刺されたと言っても虫によって、刺され後の症状は違います。

実際に刺された時の参考にしてみて下さい。

■ 蚊

夏によく発生する蚊は、刺された後、赤く腫れ、強いかゆみを伴います。

薬を塗る事でかゆみは治まりますが、何もしなくても1日~2日程度で腫れはひきます。

蚊は、年齢や刺された回数によって症状のでかたに個人差があります。

基本的に年齢を重ねていくと、症状がでなくなることがほどんどです。

■ ブヨ 

山の中に生息していることが多く、キャンブや登山といったタイミングで刺される事が多いです。

刺された後は、強いかゆみとともに赤い蕁麻疹のような腫れが発生して、赤いしこりが残る人もいます。

■ ダニ 

主に布団の中に生息しやすく、噛まれた際は強いかゆみとともに赤い丘疹ができます。

ペットを飼っている家だと、動物の毛の中に住みつきやすくなるので、しっかりダニ対策をしましょう。

■ ハチ 

毒を含むハチの針は刺された瞬間から強い痛みを伴い、徐々に大きく赤く腫れ始めます。

局所症状であれば、その後かゆみを伴いのちにしこりを残して1週間程度で治まります。

全身症状の場合、吐き気やめまいがしたり、全身がかゆくなったりと症状が全身に出ます。

その場合は、早急に病院で対処してもらう必要があります。

放置した場合、最悪、死に至る可能性もありますので、注意が必要です。

まとめ

虫に刺された時、どんな虫に刺されたかは分かりづらいです。

独断で判断せず、いつもより何か違うなと感じた場合は、病院で診てもらいましょう。

虫刺されの際にかゆみが我慢できず、掻きむしってしまうと、のちに跡と残ったり、肌あれの原因となります。

今は、虫を寄せ付けないようなグッズも色々とあるのでうまく活用するといいですね。

事前に山の中など虫刺されを伴う場所に行くと分かっているなら、肌の露出を極力避けるようにしましょう。

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