ゴキブリの駆除方法にはいろいろな種類がありますね。
その中でもバルサンは部屋中の隠れているゴキブリにも効果があるので、一斉に駆除することができます。
そんなバルサンですが、卵の駆除にも効果があるのでしょうか?
また、ゴキブリはいつ頃に卵を産み、どのタイミングで卵の駆除をするのがいいのでしょう?
今回は、そんなゴキブリの卵の駆除方法について、バルサンは効果があるのか、いつ頃にするのがいいのかなどをご紹介したいと思います。
ゴキブリの卵駆除はバルサンを冬にするの?駆除方法どうすればいい?
バルサンは、殺虫成分を部屋中に充満させることで、隠れているゴキブリの駆除も可能になります。
このバルサンは成虫のゴキブリには非常に効果的なのですが、実は卵には効果がありません。
というのも、ゴキブリの卵はかたい殻で覆われているため、バルサンの成分が中まで届かないんです。
なので、バルサンを焚いて成虫のゴキブリを駆除しても、卵が孵化すればまたゴキブリが出てきてしまいます。
バルサンでゴキブリを完全に駆除するには、一度バルサンを焚いて成虫のゴキブリをまずは駆除する。
そして、2週間後くらいにまた孵化したゴキブリを駆除するため、2回焚いておく必要があります。
バルサンは一度で大量のゴキブリの駆除ができますが、1度で完全に駆除ができるというわけではないんですね。
ゴキブリの卵を自力で駆除するには、熱湯をかける方法がおすすめです。
ゴキブリの卵は衝撃や寒さ、乾燥から守ってくれる殻がついているのですが、熱には弱く、熱湯をかけてしまうと一網打尽することができます。
しかし、電化製品の近くで使用すると危険なので、場所を選んで行いましょう。
最も効果的なのは、やはり業者に頼んで駆除してもらうことです。
ゴキブリの卵を見つけられれば自力でも駆除することができますが、卵がその1か所にしかないとは限りません。
業者に頼めば見えないところの卵まで完全に駆除してもらうことができるので、その後も安心して生活することができます。
ゴキブリが卵を産むタイミングっていつ?
ゴキブリの産卵は、5~10月の間に何度も繰り返します。
最も産卵の多い種類のゴキブリでは、なんと年に20~30回以上産卵することもあるんですよ~!
さらに、ゴキブリの種類によって誤差はありますが、一度の産卵で20個近くの卵が入った卵鞘(らんしょう)を産むため、すさまじい繁殖力を持っています。
孵化するまでのタイミングですが、多くのゴキブリは卵が産み付けられてから、約1ヶ月ほどで孵化します。
しかし、寒くなってから産み落とされた卵は、卵のまま冬を越し、温かくなってから一斉に孵化し始めます。
なので、卵の駆除を行うには、秋から冬にかけてが一番適した時期ですね。
また、ゴキブリは一度交尾をしてしまえば、その後はメスだけでも何度も卵を産むことができるようになります。
つまり、家にメスのゴキブリが1匹いれば、繁殖して何百匹に増える可能性もあるんです。
家の中のゴキブリをほとんど駆除することができたとしても、卵を産む可能性がある以上は安心できません。
ゴキブリが出ないようにするには、定期的なバルサンやそのほかの駆除方法で、徹底的に駆除することが大事なんですね。
まとめ
バルサンは成虫のゴキブリには非常に効果的ですが、殻に覆われている卵には効果がありません。
卵が孵化した可能性を考え、何度も繰り返し焚くことで、ゴキブリ駆除が可能になります。
また、ゴキブリはメスだけでも繁殖が可能なので、繁殖を防ぐために徹底的に駆除する必要があります。
ゴキブリは思っている以上に繁殖力がありますので、見つけた時は家中のゴキブリを完全に駆除してください。