暑い夏に飲むキンキンに冷やした麦茶は、とても美味しいですよね。
しかし、麦茶は健康に悪いという噂もあり、たくさん飲んでも大丈夫なのか心配です。
麦茶は、本当に健康に悪いのでしょうか、それともいいのでしょうか?
また、冷やすのにやかんのまま冷やしても丈夫でしょうか?
今回は、そんな麦茶はからだにいいのか悪いのか、どうやって冷やせばいいのかなどについて、ご紹介したいと思います。
麦茶は健康に悪いのかからだにいいのかどっち?
麦茶を家の常茶として飲んでいる方は、多いですよね。
夏に飲む冷たい麦茶はとても美味しいですが、はたして健康には良いのでしょうか?
それとも悪いのでしょうか?
実は麦茶には、他のお茶に含まれている「タンニン」や「カフェイン」などの成分が含まれていません。
カフェインは眠気覚ましなどの効果があると言われていますが、その分飲み過ぎてしまうと中毒を起こすこともありえます。
ですので、場合によっては危険な成分でもあります。
小さい赤ちゃんはカフェインの入っているものを飲むことができないので、カフェインが入っていない麦茶を与えることが多いです。
また、麦茶には体を冷やす効果が含まれているので、暑い夏の常茶としてはとても優秀なんです。
他にも麦茶には様々ないいところがあります。
例えば、麦茶には「カリウム」という成分が多く含まれているので、血圧を下げてくれる効果があります。
また、抗酸化作用もあるので、がん予防や脳卒中、生活習慣病の予防にもなります。
利尿作用があるので、余分な水分を体内から排出し、むくみの解消や予防にも繋がります。
このように、麦茶はさまざまな病気の予防になったり、ダイエットにもなるので、健康にいい飲み物だと言えるでしょう。
しかし、残念ながらメリットばかりではなく、デメリットもあります。
先ほど麦茶には体を冷やす効果があるとご紹介しましたが、その分飲み過ぎてしまうとお腹を冷やし、腹痛や下痢の原因になる可能性もあります。
利尿作用もあるので、寝る前に飲み過ぎてしまうとトイレが近くなり、熟睡できなくなってしまうことも。
しかし、麦茶のデメリットは飲み方に気をつければ大丈夫なので、飲み過ぎだけは注意しましょう。
麦茶を煮出した後やかんのまま冷蔵庫に入れるのはダメ?
煮出した麦茶を冷やすのに、わざわざポットに入れるのは面倒ですよね。
煮出したときのやかんのまま冷やすことができればとても便利ですが、大丈夫なのでしょうか?
結論から言うと、麦茶をやかんのまま冷蔵庫に入れても問題ありません。
実際に、多くの方がやかんのまま麦茶を冷蔵庫に入れて冷やしています。
しかし、暑いまま冷蔵庫に入れてしまうと、冷蔵庫内の温度が上昇してしまいます。
冷蔵庫内の温度が高まると、他の食材を傷める原因になったり、冷蔵庫にも負担がかかってしまいます。
ですので、やかんのまま冷蔵庫で冷やすときには、必ず粗熱が取れてからにしてください。
やかんに入れていると冷えるまでに時間がかかるので、流水につけておくと、すぐに冷えて冷蔵庫に入れておくことができますよ。
流水につける際は、中に水が入らないように注意しましょう。
まとめ
麦茶は健康に悪いという噂もありますが、中毒になるカフェインも含まれておらず、がんや脳卒中、生活習慣病、むくみなど、さまざまな症状の予防が期待できます。
そういった面で、健康にいい飲み物ということになるでしょう。
しかし、飲み過ぎるとデメリットも出てきますので、注意してくださいね。
煮出したときには、やかんが冷えてからであれば、冷蔵庫に入れても大丈夫です。
ぜひみなさんも暑い夏には、冷たく冷やした美味しい麦茶を飲んで、涼しく快適に過ごしましょう。