「ひな祭りってお人形を飾ったり、お祝いするけどなんでなの~?」
っと子供さんに聞かれた事はないですか?
幼稚園や保育園の先生方はきっとよく聞かれる事と思います。
簡単に分かりやすく子供たちに説明したいところですね。
昔からひな人形は女の子が健康に育ち、幸せになって欲しいと言う親心から飾られています。
七段飾りではたくさんのお人形が飾られていますね。
それぞれの役目を簡単に紹介していきますね~(^^)
雛人形のそれぞれの意味をまずは覚えよう!
雛飾りはお内裏様とお雛様の結婚式を表現しているんですよ~。
ご存じでした(^^)?
・お内裏様とお雛様
雛人形には人に変わって災いを人形に引き受けてもらう役目があります。
そして、女の子の健やかな成長を願い飾られます。
「幸せな結婚生活を送れますように~。この雛飾りの様に!」
と言ったところでしょうね。
・三人官女(さんにんかんじょ)
二段目に飾ってあるのが三人官女。
三人官女は、お雛様が小さい頃から身の回りをお世話する役目があります。
お雛様がお嫁に行く時も一緒について行きます。
結婚式にはお酒を注いだりと言う役目もあります。
お手伝いさんのようなな人ですね。
また、お雛様に楽器を教える役目もありますよ~。
・五人囃子(ごにんばやし)
お人形の格好からわかるように、音楽を奏でる役目があります。
色々な楽器を持っていますよね。
今風で表現すると生演奏をする人達と言う所でしょうか。
・右大臣、左大臣
悪者から守ってくれる役目です。
ボディーガードと言ってもいいですね。
・仕丁(じちょう)
お内裏様のお供や雑用をする役目です。
三人官女同様に身の回りのお世話をする方達になります。
なぜ七段飾りなのか?
7と言う数字が縁起が良いと言われ七段飾りになっているのです。
ラッキーセブン、昔から7と言う数字は好まれていたのですね(^^)
近年は住宅事情などでお内裏様とお雛様のみの雛飾りや、三段飾りでお内裏様とお雛様、三人官女のみなどが多いそうです。
最近では、時代の流れでお人形の顔も現代風に変わってきています。
また、その年の流行に合わせたお人形なども。
昔、裕福な家庭は十三段飾りや雛飾りの人形の着ている着物が豪華絢爛だったそうです。
雛飾りでその家庭がどの様な家柄だったのか、大金持ちなのかとわかる象徴だったのでしょうね。
雛人形の意味を子どもに簡単に教える例文紹介!
雛人形に興味を持った子供たちに、お雛様の意味を分かりやすく教えてあげたいですね♪
例えば。。。
・女の子のお祝い事で3月にお祝いするんだよ~。
風邪など引かずに元気に毎日が送れるように一年に一度お祝いをするんだよ。
男の子は5月にお祝いをするんだよ。
主役は女の子だけど、家族みんなが健康で過ごせるようにという願いを込めてもお祝いをするんだよ。
など。
お内裏様、お雛様や三人官女、五人囃子などもちょっと簡単に説明をしてあげてみるのも良いでしょうね。
・三人官女はお雛様の身の回りのお世話をする人達なんだよ。
・五人囃子はお歌や楽器を引いてくれる人たちで、お内裏様の身の回りのお世話やお仕事をお手伝いしてくれるんだって。
・右大臣、左大臣はお内裏様やお雛様が危ない目に合わないために守ってくれるんだって。ボディーガードみたいだね。
等など。
簡単に分かりやすい言葉で教えてあげると、子供達もますます興味を持ってくれると思いますよ~。
まとめ
色々な意味が込められている3月3日のひな祭り。
子どもが健やかに育ち、幸せな家庭を築いて欲しいと言う親御さんの思いが込められれいるのです。
昔は人形(ひとがた)を川に流し色々な災いなどが無いようにと行われていたようです。
今で言うと、流し雛などでしょう。
いつの時代もこどもを思う親の気持ちは変わりませんね。
桃の節句のひな祭りを、お子さんと一緒に楽しく過ごして下さいね~!