一般的にエアコンは電気代がかかると言われていますが、実際の所、扇風機とどのくらい違うのでしょうか!?
比較してみると同時に、お得に涼しく過ごす使い方もご紹介していきます。
夏の電気代が高くなって困っている方、必見ですよ~。
エアコンの冷房の電気代1時間は?扇風機の電気代1時間は?
最近のエアコンは10年前のエアコンと比べてもかなり電気代が安くなったと言われています。
と言っても、扇風機に比べたら、まだまだ電気代がかかります。
もともと風を送るだけの扇風機に比べてエアコンの冷房機能は、暖かい空気を冷やしてそして送り出すという機能があります。
ですのでかなり電力を使います。
更に、エアコンと同じように扇風機も省エネタイプの物も出来てきているため、やはり扇風機の方がお得になります。
では具体的な数字で表したいと思います。
例えば8帖用のエアコンで1時間に600ワット使う物であればだいたい、1時間約15円となります。
扇風機の場合、標準的なタイプの物であれば、1時間の使用電力は約40ワットのため、1時間で約1円となります。
この時点で15倍もの差が出ています。
更に、扇風機の場合、風量で多少使用電力がかわりますが、料金的にそこまでの差はありません。
エアコンの場合、広さによって使い分ける事が多いので、リビング用だと12帖~14帖ほどのサイズを使用する事が多く、より馬力が必要となるため、更に、電気代があがります。
リビング用だと、上記の計算よりもだいたい2倍ほどかかってくるので1時間約30円となります。
次に、1カ月使用した計算でだしてみます。
エアコン(8畳用)1時間15円×8時間×30日=3600円
扇風機1時間1円×8時間×30日=240円
これは一人暮らしの場合なので、家族が増えて、使う台数が増えると、電気代も2倍、3倍と増えていくでしょう。
この時期に節電を呼びかけるのはやはり納得できますね。
扇風機でクーラ―代わりになるぐらい涼しいのない?
扇風機は風を送るものなので、冷たい風をだし、部屋の温度を下げるエアコンとは目的も作りも違います。
よって、クーラーほど涼しくする事は難しいです。
ただ、風を出す扇風機とは違い、冷風扇なら冷たい風を出すことができるので、風が出ている付近は涼しくすることができます。
電気代も本体価格も、扇風機とほぼ変わらないので、もし迷っている方なら使ってみてもいいですね。
ですが多少、冷風扇にもデメリットがあります。
・音が少しうるさい
・水を使うため、湿度が上がる
どんなものでも、メリット・デメリットはあるので、自分は何を優先させたいかで、商品を選ぶと選びやすいかと思います。
結局、1番お得な使い方って?!
現在、色んなタイプの冷房家電がでています。
その中で、1番涼しくお得に使える組み合わせは、エアコンと扇風機との併用使いと私は考えます。
エアコンの設定温度は1度上げると約10%ほど、節電になります。
その分を扇風機を使い、部屋の空気を循環してあげると数円は節約になるはずです。
1時間に加算すると小さいですが、1ヶ月となると何十時間ともなるので、かなり大きな節約になるのではないでしょうか。
エアコンが使いたい時は、エアコンは電源を入れる時が1番電力を使うため、付けっぱなしにしておいた方が逆にお得という場合があります。
外出で数時間家を空けるとかなら、エアコンの電源を切っておくべきです。
しかし近所の買い物で1時間以内ぐらいで帰ってくる場合にはつけっぱなしにしておく方がいいです。
夏の買い物で汗だくになった状態で帰ってきて、家の中も暑かったらついつい冷房をきつくしてしまいがちです。
エアコンにとっても、温度が上がってしまった部屋を設定温度まで下げるのにまたパワーがいります。
ずっと部屋にいる場合や、そんなに動いていなくて、さほど暑くないのなら、通常より設定温度を高めにして、扇風機を併用して過ごしましょう。
まとめ
温暖化が続いていて、どうしても、エアコン使用は避けられないのが現状です。
暑いのを我慢し過ぎて、部屋の中での熱中症も毎年多発しております。
しかし、資源は限られていますので、環境やお財布の為にも少し使い方を変えてみて下さいね。