毎日、お弁当を作っているご家庭で、気になるのが、夏の暑い季節ではないでしょうか?
職場などで、着いたら冷蔵庫に入れられる場合は良いですが、学校や外の勤務などで常温で置いておかないといけない時、お弁当が、傷んだりしないか心配ですよね。
お腹がすいている時、近くにお弁当を買えるところがない時、お弁当が腐っていて食べられないとなっては大変です。
入れるおかずの種類を変えて、少しでも傷まず、美味しく食べられるおかずをご紹介していきます。
夏のお弁当箱には腐らない傷まないおかず入れよう!レシピは?
■ 夏のお弁当で傷みにくくするには?
傷みにくいお弁当を作るために、まずは次のことを守りましょう。
・水分をしっかり取ってから盛り付け
・加熱していない食材は入れない
・作り置きはなるべく避ける
・素手で盛り付けしない、仕切りを使う
・味は濃いめにする
・保冷剤、保冷バッグを使う
以上の事を基本に調理、盛りつけをしていきましょう。
夏は、季節的にお弁当が痛みやすくなります。
入れるおかずも気をつけていきましょう。
梅や、紫蘇、生姜などの薬味食材を使う。
抗菌作用があるのと、薬味として使われることが多いので、調味料としてのアクセントになり、いろんな調味料を混ぜなくてもよくなります。
例 肉のしそ巻、生姜焼き
通常の肉巻きに紫蘇をまきつけます。
味は少し濃いめにしましょう。
焼肉のタレなどで味付けしてもよいです。
例 豚の生姜焼き
定食やお弁当のおかずとしてもよくでてくる定番メニューです。
お弁当に入れる時は、生姜はいつもより気持ちに多めに入れておくと、より良いでしょう。
酢、ワサビを使う
防腐効果が高い酢は
・食塩との併用で効果が高い
・温度が高いほど効果が高い
という効能があります。
酢飯は定番ですが、生野菜を入れられない分、野菜をピクルスやマリネにしていれあげると、彩りと同時に野菜も摂取出来ます。
ピクルスの作り方は簡単です。
たくさん、作っても常備菜として置いて置くことができるので、便利です。
・使いたい野菜を一口大に切り、酢、水、塩をいれたなべの中に入れて火にかけ煮立てます。
砂糖を入れて溶けたらそのまま冷まして下さい。
・別の鍋でひとつまみの塩を入れて湯を沸かします。
沸騰したら、その中に先程の野菜を入れて30秒ほど茹でたらざるにあげ、水気を切って冷ましたら完成です。
ピクルスは1ヶ月ほど、冷蔵保存でもちますが、冷凍保存は不可です。
ワサビは、調味料として
ワサビ単体だと、使いにくいですが、醤油を混ぜたワサビ醤油にすると意外といろんな食材と合います。
ウインナーやはんぺん、さつま揚げなど、加工食品、練り物を入れる時にアクセントとして、ワサビ醤油をかけて焼く、ピリリとしまった味になります。
漬物、乾物をつかう
塩分を多く含む食材は抗菌作用があり、熱中症対策にも効くので夏場に適しています。
漬物はお弁当の隙間を埋めるのに活躍します。
梅干しやじゃこや海苔などは、おにぎりの具として、オススメです。
必ず素手で握らず、ラップを作ってください。
いくら、必要なものといっても、塩分のとりすぎは、高血圧へと繋がります。
お弁当で、取ったと感じたなら、ほかの食事で控えるようにして、一日の塩分摂取量は守るようにしてください。
お弁当箱で夏のおすすめはどんな素材やタイプがいいの?
夏に使う、お弁当箱は出来れば保冷効果が高いものが良いです。
◎ スープジャー
保温効果が高いスープジャーは夏の季節もおススメです。
入れた物の温度を一定に保ってくれる効果があるため、冷たいスープや果物、スムージーなど入れるのにおススメです。
◎ ステンレス・アルミ製のお弁当箱
丈夫で傷がつきにくく長く使えるステンレスやアルミ製のお弁当箱は保冷剤と一緒に包んでおくと熱が伝わりやすいため、中まで冷やしてくれます。
◎ 保冷バッグ
お弁当箱ではありませんが、最近はランチトートに保冷剤がくっついていたり、内側がアルミ製で温度を一定に保ってくれるように作られている物もあるます。
気に入っているお弁当箱を使いたい時などは、ランチトートを変えてみるとよいでしょう。
まとめ
気温が高くなると、どんなに気を付けていても、痛んで食べられなくなる可能性もあります。
無理に食べて、食中毒など引き起こしても大変です。
なるべく、入れるおかずに気をつけて、なるべく涼しい暗所に置くようにしましょう。