ゴキブリホイホイは匂いでゴキブリを引き寄せて捕まえるという、シンプルながらも効果的なゴキブリの駆除方法です。
昔から多くの人に使われている方法ですね。
しかし、ゴキブリホイホイはゴキブリを捕まえるだけなので捨てる必要があり、期限もあります。
ゴキブリホイホイの捨て方や捨てるタイミングは、どうすればいいのでしょうか?
また、他の駆除剤と併用することで、より効果は上がるのでしょうか?
今回は、そんなゴキブリホイホイの正しい捨て方や他の駆除剤との併用についてご紹介したいと思います。
ゴキブリホイホイの捨て方や捨てるタイミングはどうすればいい?
ゴキブリホイホイはゴキブリを誘い出し、中の粘着シートによってゴキブリを捕まえるという仕組みです。
そのため、捨てる必要がありますが、中にゴキブリが入っているので、どうやって捨てればいいのか迷う方も多いと思います。
ゴキブリホイホイは、ゴキブリがかかっていてもかかっていなくても、燃えるごみとして処理します。
しかし、捨てる際には注意が必要です。
ゴキブリホイホイを入れた袋はしっかりと口を閉じ、少しの隙間もないようにしましょう。
なぜかというと、ゴキブリホイホイはゴキブリが逃げられないようにする仕組みで、殺虫能力はありません。
なので、もしかするとゴキブリホイホイに掛かったゴキブリが卵を産んでしまう可能性もあるんです。
ゴキブリホイホイにかかったゴキブリが卵を産み、それが孵化してしまったら、袋の中が大量のゴキブリの赤ちゃんであふれかえってしまいます。
そんな状況で少しでも袋の口が開いていれば、運よく粘着シートに付かなかった赤ちゃんはそこから外に出てきてしまいますよね。
孵化した赤ちゃんも確実に閉じ込めておくためには、しっかりと口を閉じておく必要があります。
次に、ゴキブリホイホイを捨てるタイミングです。
◎ ゴキブリがかかっていなかった場合は、設置してから1ヶ月以内。
◎ かかっていた場合は、かかってから2週間以内に捨てましょう。
ゴキブリホイホイは設置してからは徐々に効果が薄くなっていくので、長く設置していても意味がありません。
むしろ、ゴキブリはそのゴキブリホイホイに関する知識を蓄えていくので、かかりにくくなってしまいます。
次にかかっていた場合ですが、ゴキブリは仲間に集まっていく習性があるので、たくさん捕まえるために長く置いておきたいものですが、その間も捕まったゴキブリは生きています。
そのため、先ほどにもご紹介したように、卵を産む可能性もあるんです。
せっかくゴキブリを捕まえても、卵を産んで繁殖していては意味がありません。
なので、ゴキブリの卵が孵化する前に捨てておく必要があります。
ゴキブリホイホイを設置した後はそのままにしておかず、こまめにチェックして正しいタイミングで捨てるようにしましょう。
ゴキブリホイホイとブラックキャップ等他の駆除剤との併用は効果上がる?
ゴキブリホイホイや他の駆除剤との併用は、使い方次第では効果が上がると思っても良いでしょう。
例えば、ゴキブリホイホイの中にブラックキャップなどの毒餌を設置するのも一案です。
ゴキブリホイホイの匂いにつられたゴキブリはゴキブリホイホイにある毒餌に気が付き、食べることで、死にます。
ゴキブリは他の仲間に集まる習性があり、雑食で仲間の死骸まで食べることがあります。
ゴキブリホイホイの中にある仲間の死骸や毒餌を、集まってきたゴキブリも食べると、そのゴキブリも死んでしまいます。
また、毒餌はゴキブリホイホイが対応できない卵にまで効果があるので、確実に大量のゴキブリを駆除することができるでしょう。
毒餌があればゴキブリホイホイの設置期間も伸びますし、確実に殺すことができます。
ゴキブリホイホイだけでは不安だという方は、ぜひ併用してみて下さい。
まとめ
ゴキブリホイホイは、持続期間や捕まえたゴキブリが卵を産んでしまうこともあるため、設置後はこまめに確認して、早めに捨てる必要があります。
また、袋内でも産卵する恐れがあるため、捨てた袋の口はしっかりと縛ります。
毒餌はゴキブリの卵にも効果があるので、ゴキブリホイホイにかかったゴキブリを殺すことができ、集まってきた仲間も駆除できます。
ゴキブリホイホイを上手に正しく活用して、家の中に潜んでいるゴキブリを退治しましょう。