ゴキブリが家に出てしまった場合、少しでも早く駆除したいものですが、ペットがいるとなかなか殺虫剤などを使えないですよね。
ペットがいる家庭でも使えるゴキブリ駆除には、どんな方法があるのでしょうか?
今回は、そんなペットがいても大丈夫なゴキブリの駆除方法や、殺虫剤などをご紹介したいと思います。
ゴキブリ駆除でペットがいる場合はどんな方法でするのがおすすめ?
ゴキブリの駆除方法には、家の中のゴキブリを一斉に駆除できるバルサン系や、見つけた時にすぐ退治できる殺虫剤など、いろいろな種類があります。
まず、ペットが家にいる場合に使えない駆除方法としては、
① バルサンなどの燻煙剤
② ホウ酸団子などの毒餌を使った駆除方法
です。
このふたつはゴキブリに対して非常に高い殺虫力を持っていますが、同時にわたしたち人間や、ペットにも悪影響を与えてしまいます。
燻煙剤には、哺乳類に対しても毒性があり、使う時には人間も部屋から出て、家具などにはつかないようにカバーをつけないといけません。
床や壁などは使った後にきれいに拭き取る必要があり、万が一ペットが吸い込んでしまったり、付いたままの床や壁をなめてしまうと、非常に危険です。
毒餌も、ホウ酸はどんな生き物に対しても毒性があり、間違ってペットが食べてしまうと、最悪の場合死んでしまうこともあります。
実際に、毒餌をペットが間違って食べてしまい、亡くなった例もあります。
毒餌はどんなゴキブリでも退治することができるほど強力です。
どうしても使用したい場合は、絶対にペットが届かないような場所に置いておくようにしましょう。
目の前のゴキブリ退治に殺虫剤を使いたい時ペットに無害のものある?
殺虫剤(スプレー式)もペットや人間に対しても毒性が強く、ペットがいるご家庭では使えないイメージが強いですよね。
ゴキブリなどの害虫の殺虫剤には、「ピレスロイド」系という除虫菊から作られた成分が含まれています。
この成分によって害虫を死亡させることができるのですが、実はこの成分は、哺乳類に対しては毒性が低いんです。
ですので、多くの殺虫剤は、意外にもペットにあまり害はありません。
しかし、多量に吸い込んでしまうと影響がないとは言い切れませんので、できるだけ殺虫際は使わない方がいいでしょう。
ペットがいても安心して使える殺虫剤は、冷却して動きを止めるタイプの殺虫剤がおすすめです。
冷却するタイプの殺虫剤であれば、人やペットに対して危険な成分は含まれていません。
また、動かなくなったゴキブリを長時間そのままにしておくと、ペットがエサやおもちゃと間違って食べてしまうかもしれません。
冷却スプレーでゴキブリの動きを止めたら、ペットの手が届かない場所に処理しましょう。
こちらの冷却スプレーなら、ロングノズルが付いているので遠くからでも狙いやすいですよ~↓
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冷却スプレーの他にも、洗剤や熱湯もゴキブリ駆除には効果的です。
しっかりゴキブリにかけることができれば、その場で駆除することもできます。
洗剤や熱湯なら、空気中に殺虫成分が飛び散ることもないですので、よほどそばにいない限り安心です。
熱湯の場合は、ペットや自分にかかってしまうと火傷することもあるので、その点だけは注意して行いましょう。
まとめ
ペットがいる家庭では、間違った方法でゴキブリの駆除をしてしまうと、ペットに悪影響を及ぼしてしまうことがあります。
確実にゴキブリを駆除し、ペットの安全も守るためには、殺虫剤などもよく注意して使用しなければいけません。
ゴキブリ駆除の際には冷却スプレーや熱湯、洗剤など、ペットにも無害で安心な方法でゴキブリを駆除しましょう。
死骸を手早く片付けてペットの誤食などにも十分に気を付けましょう。