最近は家庭菜園をしている主婦さんも多いですね。
でも季節によっては、家のプランターにコバエが寄ってきて困っている!
という方も少なくないですよね。
不潔なイメージが強いコバエですが、どうしてプランターの野菜によって来るのでしょうか?
また、プランターのコバエの対策や、家の中にまで侵入されないためにはどうすれば良いのでしょう?
今回は、そんなプランターのコバエの対処法について、ご紹介したいと思います。
プランターにコバエが寄ってくるのは野菜のせい!?酢って効くの?
生ごみなどの不潔な場所に発生するイメージの強いコバエですが、そもそもどうしてプランターにコバエが湧くのでしょうか?
プランターにコバエが湧くのは、野菜を育てている土に原因があります。
野菜を育てるための土は普通の土とは違い、栄養分がたっぷりの有機物が大量に含まれています。
この有機物は野菜だけでなく、実はコバエにとってもごちそうに見えてしまうのです。
そのため、コバエはエサを求めて美味しそうなプランターの土に集まってきて、大量発生してしまいます。
時には、プランターの土に卵を産み付けてしまうことも。
その卵がかえって、コバエが大量発生しているという可能性もあります。
また、コバエは水分が多い場所を好むので、野菜に水をあげすぎ、土に水分がたくさん残っていると、それだけコバエも集まってきやすくなります。
そこで簡単にできるコバエ対策が、お酢を使った方法です。
お酢であればどのご家庭にでもありますし、すぐに対応することができます。
お酢を使ったコバエ対策方法は、まずいらない容器やペットボトルを切ったものなどを用意し、容器の中に水、お酢、台所用洗剤を入れます。
水とお酢の割合が5:1、台所用洗剤は数滴程度で大丈夫です。
後はその容器をプランターの近くに置いておくだけで、完了です♪
お酢が腐敗する臭いにコバエが寄ってきて、容器から出られなくなるので、野菜に近づくコバエを捕まえることができます。
お酢の種類は、穀物酢やすし酢など、ご家庭にあるもので大丈夫です。
お酢が腐敗するまで少し時間がかかるので、しばらく様子を見るようにして下さい。
コバエが家に侵入しないように網戸に防虫スプレーとかすればいい?
コバエがプランターに大量発生したら、そのコバエが家の中に侵入して来ないかと心配になる方も多いのではないでしょうか。
いくら窓や戸の開け閉めに気をつけていたとしても、コバエは小さいので、ほんのわずかな隙間からでも侵入してくることができます。
網戸を閉めていても、網戸の網目が大きいものであれば、その隙間からいつでも侵入してきてしまいます。
そこで、網目の大きい網戸でもコバエを入れないようにする方法として、網戸の専用スプレーがあります。
コバエだけでなく他の害虫にも効果ります。
方法は網戸に向かってスプレーを吹きかけるだけです。
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網戸以外にも、コバエが侵入してきそうな場所にスプレーしておけば、対策をすることができます。
コバエ専用のスプレーも売っていますので、気になる方は一度チェックしてみて下さい。
しかし、スプレーの種類によっては、お子さんやペットに悪影響を及ぼす可能性があるので、使用の際は十分に注意して使うようにしましょう。
まとめ
プランターにコバエが湧くのは、有機物が含まれた栄養満点の土が原因です。
さらに水をあげすぎていると土に水分がたまり、コバエが寄ってきやすくなります。
お酢を使っておびき寄せることでプランターからコバエを引き離し、捕まえることができます。
また、網戸にスプレーをしておくと、家の中に侵入する心配もありません。
プランターで野菜を育てる時は、正しい方法でコバエ対策をし、美味しい野菜を作りましょう。