台風が来ると、車庫などの中に入れて置けるタイプの駐車場なら安心ですが、屋根のない駐車場に車を停めていると、飛来物が飛んできて車に傷が!
なんてこともありますよね。
台風の被害が大きいと、大事な車が傷だらけになってしまうこともあります。
そんな時、普通に修理に出すと、とんでもない金額を請求されてしまいます。
もしも保険が使えるのであれば、だれもが使いたいでしょう。
台風の飛来物などには、自動車保険で対応することができるのでしょうか?
今回は、台風で傷がついた車の保険の対応の仕方や、車の台風対策などについて、ご紹介したいと思います。
自動車保険で台風の飛来物での傷は対応できるの?
結論から申しますと、台風の風により飛来物で車が傷ついた場合、修理費用などは保険で対応することができます。
また、台風によって水害もおこることがありますが、台風の水害でも自動車保険は使用することができます。
しかし、契約内容によっては、自動車保険でも一部自己負担額があることもあります。
詳しいことは、契約している保険会社に問い合わせてみましょう。
また、たとえ台風であっても、自動車保険を使うことで、事故扱いとなり保険料は上がってしまいます。
しかし、やはり保険を使わずにそのまま修理費用を出すよりは、保険料が少し上がるくらいの方が、断然費用も抑えることができます。
ちなみに台風で、人の家のものが飛んできたりしても、天災のせいということなので、その人に損害賠償を請求することは難しくなります。
もちろん自分の家のものが人の車などを傷つけてしまっても、賠償を支払うことは基本的にはほとんどないので心配しないでください。
しかし、やはり台風時にでも、できるだけ車の被害は少なくしたいものです。
自分の車の周辺にある、車を傷つけてしまう可能性もあるものは、台風が来る前には片付けておくようにしましょう。
車にカバーをつけておけば台風対策になる?ならない?
台風は事前にいつ頃に自分の地域へ来るのかがテレビ等で分かるので、対策もしやすくなります。
やはり大事な車は、できるだけ傷をつけたくないものですよね。
そんな時に自宅の駐車場でもできる車の台風対策として、ボディカバーなどがあります。
台風が近づいてくる前に、車にボディカバーをつけておきましょう。
薄いボディカバーであれば、あまり効果がないという可能性もあるので、できるだけ厚めの裏起毛などが付いたボディカバーを選んでおくことをおすすめします。
また、ボディカバーだけでなく、ダンボールで覆ってテープで固定して、その上からボディカバーをかけるなどの工夫をしておくと、さらに車を頑丈に守ることができます。
しかし、やはり台風対策として一番効果的なのは、車をガレージに入れておくことです。
ガレージがなければ、近くのショッピングモールなどの立体駐車場でもいいでしょう。
立体駐車場であれば、中の方は物が飛んでくることもないので、台風時にも安心して停めておくことができます。
近くにとめられそうな立体駐車場があれば、他の人に取られてしまう前に早めに車を停めておくようにしましょう。
まとめ
台風の時には、屋根のない駐車場に車を停めておくと、飛来物によって車に傷がつきやすくなります。
台風が来る前に、しっかりと保険の確認をしておくようにしましょう。
また、車のボディカバーによって車を守ることもできます。
立体駐車場などに入れておくことができると、さらに被害にあうことがなくなります。
台風のせいで、大事な車が傷ついてしまうと、修理代も高くとても大変です。
あらかじめ保険を確認して置いたり、台風対策をしておくことで、台風から大事な車を傷がつかないように守りましょう。