おもちゃの電池の液漏れは自分で修理できる?そのおもちゃは有害!?


「ママ、このおもちゃ、うごかないよ」

そう言って、子供がおもちゃをさし出してきました。

なんだろう、電池切れかな…?

そう見当をつけて、電池が入っているところのカバーを外してみたら、乾電池が液漏れを起こしていた!

という経験はありませんか?

おもちゃに入っていた電池が液漏れしていた場合、そのおもちゃは自分で修理できるのでしょうか?

また、そのおもちゃは有害なの?また遊んでも大丈夫なの?

そんな気になる点について、ご紹介します。

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おもちゃの電池の液漏れのサビの取り方は?

乾電池が液漏れを起こすと、電池と接触している部分はサビが発生してしまいます。

乾電池内部の電解液は、漏れ出して酸素に触れることで化学反応を起こして粉っぽい状態になります。

「液漏れ」といっても、見つけた時にはぬれた状態ではなく、粉状になっていることが多いですね。

乾電池が接触している部分がさびてしまうと、どんどん侵食して広がってしまいます。

ですので、できるだけ早めに、しっかりとサビを取り除いてあげましょう。

まずは、金属部分のサビを落とし、通電率を上げてくれる「KURE-5-56」を使って、磨いてみましょう。

こちらが「KURE-5-56」です。
使ったことはなくても、名前に聞き覚えがあるという方もいらっしゃると思います↓

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「KURE-5-56」を電池を入れる電極部分にシュッとスプレーして、磨きます。

次に、耐水ペーパー(やすり)でこすりながら、サビがついている部分を削り取ります。

電極部分の端子の金属の素材が表に出てくるまでしっかりとサビを落とします。

サビを落とし終えたら、せっかくきれいにした電極部分がまた錆びることのないように、仕上げに「KURE-5-56」を軽くひと吹きしましょう。

最後に、新しい乾電池を入れて、きちんと動くことを確認してくださいね♪

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電池が液漏れしたおもちゃを使うのは有害!?

乾電池の中にある液体は、有害物質です。

乾電池が液漏れして間がなく、液状のときには素手で直接触れないようにしましょう。

万が一、手に付いてしまったら、すぐに流水で洗い流してください。

乾電池の液漏れから少し時間が経っていて、粉状になっているときは直接触れても特に問題はないようです。

しかし、汗と混じると再び有害な物質に変化してしまうので、手袋をしておくのがおすすめです。

では、乾電池内部の有害物質が漏れ出して付着したおもちゃを、サビを落としてまた使って遊ぶのは問題ないのでしょうか?

液漏れをしっかりと取り除いて、新しい乾電池を入れて動くようであれば、またそのおもちゃで遊んでも大丈夫です!

ちょっと古いから、今はもう買うことができないけれど、とっても思い入れがあって大事にしているおもちゃ、きっとどのお子さんにもあると思います。

そんな大切なおもちゃの乾電池が液漏れしていたら、パパ・ママの力でサビを落としておもちゃを復活させてあげてくださいね。

お気に入りのおもちゃでもう遊べないのかな…

とあきらめかけていたお子さんが、大好きなおもちゃでまた遊べると知った時の喜ぶ顔が目に浮かびますね(^^)

まとめ

おもちゃに入っている乾電池が液漏れしていた時の修理方法や、また遊んでも大丈夫なの?

といった疑問についてご紹介しました。

液漏れ部分のサビを取り除いて、新しい乾電池を入れて動けば、まったく問題なくまた遊べますよ。

液漏れ部分をきれいに掃除してみたけれどおもちゃが動かない…でも愛着があってまだ捨てたくない…

そんなときには、おもちゃの修理をボランティアで行ってくれる団体、「日本おもちゃ病院協会」に相談してみましょう。

日本全国に病院がありますから、あなたのお住まいの近くにもきっとありますよ。

まずは相談してみることをおすすめします。

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