毎年12月になると、小さいお子さんがいる家庭では、連日のようにサンタさんへのプレゼントのお願いを考えている事でしょう。
小さいお子さんであれば、自分の欲しかった物以外でも結構、喜んでくれるのですが、年を重ねるごとに、不満な顔を見せたりもしてきます。
親は子供の夢を実現させるために奔走するのですが、秘密にされてしまうと、何が欲しいのかさっぱりです。
サンタクロースの出身地はフィンランドになっていますが、どうしてフィンランドなのでしょう?
またサンタさんの年齢や誕生日はいったいいつなのでしょうか?
今回はそんな「サンタクロース」について色々とご紹介していきたいと思います!
サンタクロースの年齢や誕生日はいつ?フィンランド出身の理由や由来は?
サンタクロースは世界中の方が絶対的に名前を知っている、有名人ですよね。
このサンタクロースの元になったのが、4世紀ごろにトルコで布教活動をしていた聖ニコラス神父がモデルと言われています。
聖ニコラス(セイントニコラス)は貧乏で身売りされてしまう3人の娘さんを助けるために、自分のお金を、その人たちが住む家の煙突から投げ入れたのです。
結果的にはそのお金で身売りせずに済む事が出来たということから、サンタクロースの煙突のエピソードの根幹がこれに当たるのでしょう。
じゃ~なぜセイントニコラスがサンタクロースになったのか?
実はオランダ語を経由した為に、セイントニコラスがシンタクロース→サンタクロースに変化したようです。
このサンタクロースの誕生日は、不明になっていますが、聖ニコラスが亡くなった日が12月6日という事で、ドイツやスイス・ベルギーなどでは、その日を聖ニコラスの日として祝う習慣があります。
そう考えると、サンタクロースの誕生日は12月6日といってもいいかもしれませんね。
サンタクロースの年齢に関しては、北米航空宇宙防衛司令部(NORDA)が1955年からサンタクロースの追跡調査を行っているのです。
粋な計らいをしている米軍さんです。
このNORDAの発表によると、サンタクロースの年齢は1600歳を超えているとしています。
また、ソリに初めて乗ったのは、西暦343年とも発表しています。
これ又粋を感じます。
サンタクロースはどうしてフィンランドに住んでいるというのが、世界に伝わったのでしょう。
元々は、北極に住んでいたサンタクロースですが、トナカイのエサがない為に
「フィンランドのラップランドに引っ越してきた」
とフィンランドの新聞社がジョークニュースで発表したのが、今日までサンタクロースがフィンランド出身という事になった訳です。
これを考えついた記者さんはここまで広がるとは思いもよらなかったでしょうね。
サンタクロースがトナカイにそりを引かせる由来ってあるの?
サンタクロースと言えば、ソリに乗ってトナカイに引かれて空を飛んでるというイメージがすぐに、頭に浮かんできますよね。
これっていつからサンタがソリに乗ってトナカイに引かせているイメージがついたのでしょう。
イメージの最初は「聖ニコラスの訪問」という本に、2頭のトナカイに引かれている姿が描かれています。
1822年にクライメント・クラーク・ムーアが自分の子供の為に書いた本と1823年「サンタクロースが来た」という本で更にイメージが固定したと考えていいでしょう。
「サンタクロースが来た」の挿絵には、トナカイが8頭に増えている物が描かれていたのです。
2頭から8頭に増えているのです。
赤鼻のトナカイで最後に加入したトナカイで9頭になっているのです。
じゃ~なんでトナカイか?
という事ですが、サンタクロースの服装をから考察すると、北欧やカナダにいる遊牧民のサミー人がトナカイにソリを引かして重たい荷物を乗せて雪道を走らせています。
ここから、トナカイのイメージが定着したと考えていいでしょう。
中には、トナカイの大きな角が、羽ばたいて空を飛べるのでは?
という発想からとも言われているのです。
結構、奥が深いですよね。
まとめ
サンタクロースがフィンランド出身なのは?
誕生日や年齢・トナカイがソリを引いているのか?
等を紹介してきました。
サンタクロースがこれほど、奥が深いとは思いもよらなかったのではないでしょうか。
トナカイに引かれる理由もサミー人という遊牧民族をイメージしていることから、サンタクロースを作り上げて行くうちにいろいろな情報が集中し、現在のサンタクロースになったのでしょう。
この話は、小さなお子さんには内緒にしてあげましょうね。