「孫の手」を若い人は何人くらい知っているでしょうか。
もしかしたら見たことない人もいるかもしれませんよね(^^;)
私自身もおじいちゃんやおばあちゃんが使っていたのを小さい頃に見たくらいで、ここ最近は全く目にしていません。
そんな孫の手ですが、実は『孫』の手が由来ではないのです!
びっくりですよね。
孫の手は、おじいちゃんやおばあちゃんの背中をちっちゃい子が優しく掻いてあげるイメージからついた名前だと思っていました。
では一体誰の手なんでしょうか?
気になりませんか??
孫の手の由来は実はこうだった!
孫の手はいつからあるのか
はっきりといつから使われていたのかは、分かっておりません。
日本だけでなく、海外でも使われていました。
昔の海外では日本みたいにお風呂に入る習慣があまりなかったようで、毎日着替えることもなかったんです。
毎日着替えず、お風呂も入っていなかったらどうなると思いますか?
簡単に想像できると思います。
当然身体がかゆくなってきますよね。
そんなときのために孫の手を使っていたのです。
ちゃんとお風呂に入ればいいのに、と思ってしまいますがその頃は入浴があまり好まれていなかったようです。
そんな状況だと孫の手がきっと大活躍していたのでしょうね(^^)
海外ではあまり着替えず、入浴を好まない貴婦人たちがよく使っていたそうですよ~。
孫の手の由来はここからはできていないようです。
孫の手ではなく仙女の手だった?
孫の手はもともと「麻姑の手」と言っていたそうです。
では、この麻姑とは何なのでしょうか。
麻姑の手と呼ばれるようになったのは昔の中国でのことです。
爪が長い麻姑という名の仙女がいたようで、その爪で背中を掻いてもらえたら気持ちいいんだろうな~
と思った人がいたことから麻姑の手と呼ばれるようになったそうですよ。
孫じゃなくて、仙女の手だったんですね(^^;)
綺麗なお姉さんだったのでしょうか。
はじめは仙女の手だったのですが、『マコ』がなまって『マゴ』に変わったといわれています。
それ以上に麻姑よりも孫の方がイメージにも合っていたでしょうから、「孫の手」で浸透していったのでしょうね。
形状も違っていた
孫の手ではなく仙女の手がもともとの名だったので、形状も違っていたようです。
孫の手には、小さくて丸っこいというイメージがあります。
しかし、もともとは掻く部分が長く伸びたものだったようです。
今でもそんな形状の孫の手もあります。
孫の手の海外での名前は何て言うの?
では海外では「孫の手」は何と呼ばれているのでしょうか?
海外では、バックスクラッチャーと呼ばれています。
スクラッチャーにはひっかき傷やひっかく行為などの意味があります。
スクラッチの方が聞いたことある人も多いのではないでしょうか。
削るなどの意味もある言葉ですね。
背中(バック)を掻くためのものということで、バックスクラッチャーなんですね(^^)
海外の方にはお土産としても人気があるんですよ~!
背中のかゆみへの悩みはやっぱり世界共通なのでしょうかね。
孫の手は進化している
孫の手といえば、木製のものをイメージしませんか?
実は今、孫の手が進化しているんです!
木製だけではなく、ステンレスのものや、掻く部分がブラシになっているものなど様々です。
掻く部分の形状も『孫の手じゃないでしょ~』と突っ込みたくなるようなものもたくさんあります。
さらに持ち運びができるようにと、コンパクトにできるものや伸縮自在な物まであるんですよ~。
こちらは孫の手ではなく「猫の手」。
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えっ!?
クロムハーツ? ↓
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まとめ
孫の手も日々進化していますね!
孫の手の由来を知っても、やっぱりイメージはちっちゃい子の手がしっくりきちゃいますよね。
あなたは孫の手の由来を知って、イメージ変わりましたか??