お弁当の彩りとして、隙間埋めなどに大活躍なミニトマトやプチトマト。
ですが、とのトマトの表面に黒い斑点があるのを見る時はないですか?
どうして発生するのか、腐り始めの合図で食べちゃいけないのか等を一緒にご紹介していきます。
プチトマトやミニトマトの果実に黒い斑点が?腐ってるの?
いざ食べようとしたトマトに黒い斑点が発生していた経験はありませんか?
これは、いくつか理由がありますが、「黒斑病」か「害虫によって食べられたか」などがあげられます。
害虫による場合は、近くに害虫の糞などがあったり、中に幼虫がいたりします。
それが見受けられない場合は、植物の病気によってと考えて良いでしょう。
黒い斑点が、ヘタの周りなど少ししか進んでいない場合は、そこを取り除けば、食べても大丈夫です。
万が一斑点の部分を口にしても、植物に対する菌と人間に対する菌は違うため、特に人間には害はないと言われています。
しかし、病気になっている植物の場合、味が落ちるため出来れば避けた方がよいです。
黒斑病は進んでいくと、触った時に中がグニョグニョと柔らかくなってきます。
そうなった場合、中は腐り始めているので、食べるのは控えてください。
トマトの種が黒い時があるんだけど食べても大丈夫?
トマトは外見だけでなく、中の種の部分も黒くなることがあります。
病気だったり、害虫によったり、実が熟しすぎて発生したりと、理由は様々です。
外の斑点と同じで、万が一口にしてもそこまで人間の体に影響はない事がほとんどですが、味はおいしくないです。
外に傷があるトマトだと、中にカビが発生、種が黒くなることもあります。
その際は、食べるのは控えて下さい。
◆ 新鮮なトマトを選ぼう!
店頭でトマトを買う時、出来れば新鮮なものを選びたいですよね。
新鮮なトマトの基準はいくつかあるので、覚えておくとお店で買う時役立ちます。
◎ ヘタや額がピンとしていて元気なもの
鮮度が落ち始めているトマトはヘタが枯れています。
◎ ツヤや張りがあり、赤く丸み帯びたもの。
トマトの赤さは熟しを表しています。
張りがあり赤いトマトは甘みもあります。
たまに、皮に小さな白い斑点があるトマトがありますが、白い斑点は甘みが薄れてきていて水っぽいトマトを表しています。
◎ 重みのあるもの
重いものの方が実が詰まっていて、甘みがあります。
◆ 選んではいけないトマト
・見た目で斑点や、黒カビ白カビなどが発生していないか
・皮がブヨブヨしていないか・・・トマトは腐り始めると皮がブヨブヨし始めます
・酸味のある臭い・・・もともと、酸味があるトマトですが、いつも以上に酸っぱい臭いと感じた場合は傷み始めの可能性があります。
自分でミニトマトやプチトマトを育ててみませんか?
実はミニトマトは、プランターさえあれば、小さなベランダでも育てることが出来るので、初心の方にも育てやすい野菜です。
初心者が、種から育てるのはハードルが高いため、苗から育てるのがおすすめです。
・トマトの苗の植え付けは5月上旬から6月上旬です。
温度変化に弱いため、寒い日があれば布をかけてあげたり防寒対策をしてあげましょう。
・つるが伸びてきたら、支柱をたて枝をからませます。
枝葉が多くなると栄養が実までいかなくなるので、ある程度のところで、多少葉を摘み取って風通りを良くしてあげてください。
・葉の摘み取りにハサミを使うと病気が伝染しやすくなるので手を使ってください。
・ミニトマトは、実が開花してから50日前後で収穫することができます。
・良い土、良い肥料、水やりを怠らなければ、秋ぐらいまで収穫可能です。
少し形が悪くても、自分が時間をかけて育てた野菜はとっても美味しいはずです。
ミニトマトも買うとそれなりに値段もします。
今年は、自家栽培にチャレンジしてみませんか?
まとめ
夏野菜のイメージが強いトマトですが、今は一年中食べることが出来るようになりました。
しかし、太陽の光を存分に浴びた夏のトマトは実も熟していて一番美味くなります。
ぜひ、美味しいトマトを見極めて、いろんな料理で食べて下さいね。