シュトーレンはまずいし美味しくない!食べ方のせい?なぜ高いの?

シュトーレン
クリスマスが近づくと、ケーキ屋さんなどでよく見かけるドイツの伝統的なお菓子シュトーレン。

少し、独特な味で日本人に馴染みがなく好みがとても別れやすいお菓子です。

値段もさまざまですが、美味しいシュトーレンと美味しくないシュトーレンって、何か違いがあるのでしょうか?

食べ方を工夫すると美味しくたべられるのでしょうか。

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シュトーレンは美味しくないと感じてる人は多い!?

まだ、日本では馴染みの少ないシュトーレンですが、ドイツではクリスマスが近づくと、よく食べられるとても馴染みのあるお菓子です。

もともとは、クリスマスの贈り物として献上されていました。

当初は、宗教上により、バターとミルクを食べることが禁止されていたため、小麦粉、イースト、菜種油のみで作られていたためあまり美味しくなかったそうです。

シュトーレンの中にはドライフルーツやナッツが沢山練り込まれてあり、周りは砂糖でまぶされた、パンとケーキの間のようなお菓子です。

日持ちするお菓子のため、クリスマスが近づくと、数ヶ月に渡り、薄くスライスして少しづつクリスマスまで食べます。

シュトーレンは、固くて、甘くて、食感としてはパサパサしているため美味しくないと感じる方も多いかもしれません。

シュトーレンは、日持ちするため、どちらかというと保存食なイメージでつくられているので、実はそのまま食べるのはおすすめしません。

では、美味しく食べるにはどんな方法があるのでしょうか。

美味しく食べる方法

 温める・・・シュトーレンは水分が少なくパサパサのため、温めてあげるとふんわりとするので美味しくたべられます。

 薄くスライスしてた食べる・・・もともと、シュトーレンは、ケーキのように厚めに切ってたべるものではなく、薄くスライスして何かを添えて食べるお菓子です。

 生クリームをのせて食べる・・・薄くスライスした、シュトーレンに生クリームやクリームチーズをのせて食べると格段に美味しくなります。

コツとしては、生クリームに砂糖を入れないことです。

シュトーレンじたいがとても甘く作られているので、両方甘いと重たさが際立ってしまいます。

シュトーレンは、もともと、クリスマスまで、数ヶ月かけて少しずつ食べるように作られています

時間をかけることで、シュトーレンの味も変わってきて、味の違いを楽しむ事ができるのです。

少なくなってくることで、クリスマスが近づいてくるというワクワクを感じる楽しみ方があるのです。

素敵なクリスマスを過ごすため、一気に食べるものではないということを覚えておきましょう。

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シュトーレンはなぜ高いの?

良質なシュトーレンを作るためには、時間や、手間、そして、材料費がかかるため、美味しいシュトーレンは、1本でも1000円以上で販売されている事が多いです。

 時間

シュトーレンは、ケーキではなくパンなので通常のケーキのように混ぜて焼くだけでなく、発酵という工程が入ってくるため時間がかかります。

 手間

シュトーレンの中に練り込まれるナッツやドライフルーツなどは、美味しくするため、長い物なら一年以上前からラム酒などに漬け込み味をしみこませます。

 材料費

シュトーレンの半分以上は、ぎっしりと詰まったナッツやドライフルーツです。

ほとんどが小麦粉で出来ているケーキとは違い、ナッツやドライフルーツは高価なため、必然的に高くなってしまいます。

以上が、シュトーレンが高い理由です。

美味しい=高い

全てに当てはまるわけではなく、手間や時間も商品代に入っていると考えてみてください。

まとめ

ドイツの伝統的なお菓子であるシュトーレンは、私達がクリスマスに気軽に食べるクリスマスケーキとは少し違う物だと考えた方がよいです。

値段が高かったり、入っている物や、食べ方にも意味があります。

どんな国でも伝統的な食べ物や食べ方があります。

これきっかけにドイツの歴史を知って貰えた嬉しいなと思います。

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