冬になると、空気が乾燥するにあたって、いろいろなウィルスや菌などの活動が活発化し始めます。
特に小さいお子さんが保育園に通っている場合に、心配になるのがインフルエンザとノロウイルスではないでしょうか。
インフルエンザは予防接種などで対抗手段をとることができます。
しかし、ノロウイルスに関しては、基本的には手洗い・うがい・アルコール殺菌などの対応しか取れないのが現状です。
保育園に通う小さな子供にとっては、そんなのお構いなしに遊びまわってしまいます。
ノロウイルスの感染経路は、嘔吐などをしたときによる接触感染・飛沫観戦・空気感染の3つが考えられます。
これによって、感染源が一気に広がる可能性は否定できません。
かわいい我が子が、ノロウイルスに感染してしまった場合、保育園を何日休まなければならないのでしょうか?
ノロウイルスにかかると保育園は出席停止になる?何日休むことに?
ノロウイルスが保育園で発症した場合に、保育園側は保健所にノロウイルスが発生したことを報告する義務が発生します。
ノロウイルスに感染してしまった場合に、どんな症状が出るのかママさん的には心配でしょう。
ノロウイルスの症状は、吐き気・嘔吐・腹痛・下痢・発熱などが症状としてあらわれます。
ノロウイルスは、感染したからといってすぐに発症はしないのが、特徴的といっていいでしょう。
潜伏期間が1~2日で、その後に発症します。
発症した場合には、感染を拡大させないために、保育園を休まなければなりません。
ノロウイルスの症状は、発症してから3日程度で見た目上は治まり、子供も元気に回復します。
しかし実は、便などからノロウイルスは体内から排出され続けています。
3日休めば保育園に通えるか?という事にはなりません。
便から排出されるノロウイルスは発症時から7日間程度体内から排出され続けますので、最低でも1週間は保育園を休ませる必要性があるのです。
保育園側も最低でも7日間は出席停止処置をとってきます。
さらに、医者の意見書と登園届を提出して、保育園がOKと判断してから出席停止処分が解除されることになるのです。
ノロウイルスに一度かかってもまたかかるの?
やっと、ノロウイルスが治って保育園に通園し始めたと思って、安心しているママさんも多いのではないでしょうか。
一度かかれば、体に抵抗力が付くから、今年はもう大丈夫!
なんて変な自信をもってしまうのは、危険な認識力と考えてください。
確かに、1度かかったことで、体内に抵抗力がつき、2度とかからないものもありますが、ノロウイルスはそんな、やわなウイルスではありません。
ノロウイルスの感染力は非常に強く、1度かかったからといって2度とかからない保証は全くありません。
保育園でノロウイルスが発生している限り、またかかる場合も多いのが実状なのです。
ママさん的には、えっ!?と思っちゃいますよね。
ノロウイルスは、非常に感染力が強いために、1度かかったからといって許してもらえるウイルスではないのです。
接触感染・飛沫感染・空気感染の3つの感染源がある限り、何度も感染する可能性は高いと考えてください。
2度とあんな苦しい思いをさせたくはないと考えるならば、子供にマスク着用と確実に手洗い・うがい・除菌スプレーなどで、ダメ押しをするなどして、再発を予防するしかありません。
ちょっとでも、気を緩めた瞬間に、家族全員が一斉にノロウイルスに汚染され、寝込んでしまう可能性もあるのです。
健康な大人でさえも、ノロウイルスに感染する場合もあるので、油断大敵で警戒を怠らないのが、防衛策と思っていた方が確実です。
まとめ
ノロウイルに感染した場合に保育園は何日休むことになるのか?について紹介してきました。
ノロウイルスに関しては、いつどこで感染したかなんて、全くわからないですからね。
実は、ママさんがパートで働いている職場で感染していてそれが、子供に感染なんてケースもありえます。
保育園のように小さいコミュニティでは、ノロウイルスはパンデミック状態に一気に広がりを見せるケースもありますから、確実に自己防衛をするしか、対抗手段はありません。
防護服を着て通園なんて考えられませんから、最低でもマスクは着用させた方がいいでしょうね。