キッチンハイターで衣類のつけおきしていい?時間や衣類用との違いは?

キッチンハイター
キッチン周りの除菌や漂白剤によく用いられるキッチンハイター。

洗濯物の時に使う、ハイターと同じ塩素系の漂白剤ですが、成分はほぼ同じなので衣類に使うこともできると聞いた事がありますが、それって本当?

キッチンハイターと衣類用ハイターって全く違いがないのでしょうか?

衣類に使う時は、なにか注意することがあるのか、キッチンハイターの衣類での使い方やハイターとの違いについてご紹介していきます。

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キッチンハイターに衣類つけおきする時間は?やっても大丈夫?

結論からも申しますと、キッチンハイターは、キッチン周りでも布巾などの除菌や漂白に使えるように布製品の漂白にも使えるため、衣類の漂白にも使えます

ただ、キッチンハイターは、衣類用の漂白剤とは多少成分が違うため何点か注意事項があります。

・白もののみ使える

ハイター同様、塩素系の漂白剤のため色物につかうことはできません。

更に、ハイターよりキッチンハイターの方が強力にできているため、なかなか落ちない、汗じみ、黒ずみなどのシミ抜きに有効です。

・お湯を使う

キッチンハイターは、キッチンで使う事を前提とされて作られているので、お湯を使った方が効果がアップします。

◆ キッチンハイターのつけおきのやりかた

目安としては、1リットルの水に、キャップ半分くらいです。

だいたい、15mlぐらいが目安となるでしょう。

(ちなみに15mlは大さじ1杯分の量です)

お湯で薄めてから、衣類をしっかりつけてください。

30分~1時間ぐらいを目安につけおきしてすすいでください。

頑固な汚れであれば、つけおき時間は延ばしててもらって大丈夫です。

塩素系の漂白剤を使用すると臭いが残ることがあります。

気になる方は、もう一度洗剤や柔軟剤を混ぜ、洗濯機で洗ってください。

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キッチンハイターと衣類用ハイターの違いって何?

店頭で売っているキッチンハイターと衣類用ハイターってそもそも何が違うのか疑問に感じたことでないでしょうか?

このふたつは、確かに同じ塩素系漂白剤ですが、名前が違うように当然成分も違います。

この2つの商品の大きな違いは、界面活性剤が入っているか入っていないかという部分になります。

目的と使用用途が異なるため、2つの商品の違いについてまとめてみました。

【衣類用ハイター】

衣類に用いる洗濯用のハイターは、主にシミ抜き、汚れ、除菌といった漂白・殺菌がメインとなっています。

使用時は、まずハイターを水で薄めてつけおきして、改めて洗濯機で洗剤や柔軟剤を混ぜて洗います。

【キッチンハイター】

台所周りで使用する、キッチンハイターの場合、必然的に油に汚れも発生しやすいです。

布巾や食器などをつけおき除菌する時など、汚れが落ちやすいようにキッチンハイターには界面活性剤=洗剤が含まれています。

キッチンハイターに洗剤を混ぜるのは、衣類漂白のようにその後にもう一度洗うことがないためです。

そのおかげで、食器を洗う時、1度で済ますことができます。

大きくまとめると

衣類用ハイター →殺菌・除菌・漂白

キッチンハイター →殺菌・除菌・漂白・洗浄

と覚えておくと簡単です。

キッチンハイターを衣類に使うことは可能ですが、衣類用ハイターをキッチンハイターとして使うのは避けた方がいいです。

油のこりなどのヌメリが残りやすくなります。

まとめ

今回は、衣類用ハイターがない時などの代用としてキッチンハイターを使えることをご紹介しました。

ただ、メーカーさんとしては、やはり、各商品目的や用途が違うことを前提としてそれに適したように作っています。

衣類の生地を傷めないためにも、極力キッチンハイターで代用するのは控えて、いざという時に使うようにするといいですね。

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