関東周辺では、10数年前から関西の風習を取り入れた、恵方巻きが節分の日に食べられています。
ただ、若い方はその風習に馴染むのが早いですが、高齢者の方には、風習に馴染むまで時間がかかっている気がします。
恵方巻きの中身は7種類の具材が入っている太巻きなので、それを1本丸まる食べきらなければならないというのが、本当の食べ方のようです。
途中で、食いちぎってしまうと縁起が悪いとされているようですから、恵方巻きを食べきれない場合はどうすればいいのでしょうか。
恵方巻きは結構な太巻きですから、大きく口を開けて食べなければなりませんから、結構苦労して食べている方も多いのではないでしょうか。
恵方巻きは切ってはいけない?食べきれない場合どうしたらいい?
恵方巻きの中身は7種類の具材が入っています。
基本中の基本は
1. うなぎ
2. たまご
3. しいたけ
4. でんぶ
5. きゅうり
6. かんぴょう
7. じょうが
となるようですが、中身に関しては、それほど厳しい制限は設けられていないようです。
7種類の具材から連想する節分行事=七福神
という事になりますよね。
諸説いろいろあるようですから、福を体内に取り込んで、1年を無事に過ごせますようにというのが、妥当な回答ではないでしょうか。
この縁起物といわれる恵方巻きですが、切ってはいけないとされているのはなぜなのでしょう。
七福神を食いちぎってしまうから?
と想像しただけでも、クワバラクワバラ・・・
縁起物ですから、良縁を断ち切ってしまうという考え方がどうやら一般的の考え方のようです。
中には、セクハラ部長と縁を切りたい・パワハラ課長と縁を切りたいという方もいるでしょう。
そう考えるとこれらは切ってもいい縁だと思うのですけどね。
実際は、自分で切らなければ問題がない!という解釈もあるようです。
スーパーでハーフサイズ恵方巻きなんて売ってるくらいですから、切っても問題がない?と考え込んでしまいます。
正直なところ、縁起物は心の持ちようですから、最初の半分は悪縁切り!で切りまくって食べて、後半は良縁として切らないように食べるのも有りなのでは?とも感じます。
関西の方から見れば、関東もんの考え方やな!と怒られそうですけどね・・・
恵方巻きの正しい食べ方は口から離さないで食べる!?
恵方巻きを切って食べてはいけないという事の何となくの理由が分かったと思います。
食べ方についてももう1つ、決して口から離して食べてはいけないという物です。
なぜ口から離さないで、食べなければならないのか?
これについても、いろいろ諸説があるようです。
願い事を心で願いながら食べる=話さないで食べる→離さないで食べる
につながっているのではないかが、一般的なような話です。
ただ、妙な話も・・・・
2月は寿司を食べる人が少ないから、関西の寿司組合が仕組んだ陰謀説も・・
それに地方によっては、無言で食べたり、笑いながら食べたりすることもあるようですから、その土地土地の慣習と考えてもいいのかもしれません。
恵方巻きの食べ方は口から離さないというのは、どこから生まれたのかは定かではありません。
太巻きを食べる風習はあっても、ちゃんと切られたものを普通に食べているという事もあるようです。
長い日本列島ですから、情報が錯綜してしまったとも考えられますし、大手食品メーカーの陰謀論も考えられます。
基本的には、口から離して食べてもいいですし、いい伝わっている情報通りに無言で口から離さない食べ方もしてもいいという事です。
風習というよりか、イベントに近いものですし、おいしく食べることが出来ればそれでいいのではないでしょうか。
まとめ
恵方巻きの食べ方について、いろいろ紹介してきました。
もともと恵方巻きという言葉、自体はセブンイレブンがTVCMで流し始めたのが始まりともいわれています。
という事は、セブンイレブンが仕掛けた戦略にわれわれ日本人がうまく乗せられてしまったという事?になりそうですね。
それでも家族で楽しくご飯を食べることが出来るわけですから、これはこれで、いいのではないでしょうか。