真冬の寒い家の中で、目の隅に動く物体に気が付き、目を向けると地上最強の不衛生害虫のゴキブリの姿が・・・
冬なのにゴキブリ!?
なぜ・どうして?
冬なのにゴキブリを見かけると、確実にちょっとしたパニック状態になってしまいますよね。
ゴキブリの活動気温は20度~32度が一番活発に動きまわります。
この気温を下回ったり、上回ると活動が低下するのです。
ゴキブリは冬に見かけることが出来なくなる理由は、気温が10度を下回ると、成長がストップして暖かくなる時期まで活動を停止します。
それにも、関わらす、冬なのにゴキブリを家の中で見かけた場合に、何らかの原因が家の中にあると考えるべきでしょう。
冬のゴキブリはどこからやってくる?出ることもあるの?
冬なのにゴキブリを家の中で、見かけた時の心の動揺は計り知れないものがあります。
それは、冬にゴキブリを見かけることが基本的にはないからです。
ゴキブリは、20度を下回ると活動が鈍り、動きも素早さを失います。
さらに10度を下回ると、卵は暖かくなるまで孵ることはありません。
幼虫は成長を止めてしまい、成虫は冷蔵庫の後ろや電子レンジの下など、比較的電源のあるちょっとした暖かい場所で越冬しているのです。
冬にゴキブリを見かけた場合には、家の中にいるゴキブリではない可能性が考えられます。
寒い外から少しでも暖かい家屋の中に移動してくると考えるべきです。
冬にゴキブリを見かけた場合どこからやってくるのか?どうして見かけるのか?
原因を探ってみましょう!
1. エサタイプのゴキブリ駆除剤
なんで?と思う方が多いでしょう。
実はエサタイプの駆除剤は、家の中のゴキブリ退治用に設置しますが、外にいるゴキブリを家の中に招き入れる可能性が非常に高くなります。
また、設置したまま放置すると、駆除剤の効果がなくなるとそこを住みかとしてしまう場合があるからです。
2. キッチンや洗面化粧台・洗濯機の下の排水溝のパイプの隙間
これらの水回りのパイプは外に排出するために、パイプの形状ぴったりにパネルに穴があけられているわけではなく、大きめに穴が開いています。
パイプと床パネルの隙間が存在することになり、そこから室内にゴキブリが侵入してくるのです。
3. 窓やドアの開閉時
これもそんなバカな!?
と思うところでしょう。
ゴキブリは、家屋に入る手段として、人の出入りを観察して人目につかないように家屋の中に侵入してきます。
ドアが開いてから閉まるまでの間や窓の開閉のちょっとした隙に入りこんでくるのです。
ゴキブリの侵入方法が分かったところで、家屋から外に逃げ出すことはあるのでしょうか?
ゴキブリの活動温度をまずは考えると、気温が一番寒い日に窓を全開にして、ゴキブリがいそうな場所を徹底的に温度を下げる方法です。
寒さに耐えかねたゴキブリは、この場では生活ができないと出ていくケースがあります。
この他には、ハッカ油スプレーまたは原液を定期的に散布する。
ゴキブリは、強い臭いを嫌う傾向があると言われていますから、ハッカ油やアロマなどは効果的と考えるべきです。
重曹に砂糖を混ぜて、ゴキブリの通り道に散布しておくと、そこを通過したゴキブリが重曹をなめると、死滅すると考えられてしるので、この方法も有効でしょう。
冬場のゴキブリ対策はどんな方法があるの?
ゴキブリを退治するには、冬場にゴキブリ対策を行う事が有効策なのです。
ゴキブリは日本の冬の気温では活動することが出来ません。
このタイミングでゴキブリ対策を行うのがベストです。
対策といってもどこに、ゴキブリがいるのかを知らなければなりません。
ゴキブリが冬場にいる場所
1. 天井裏
2. 電化製品の裏側または製品の中
3. ダンボールの中
これら3つの場所の共通点は、人の目に触れにくいという事です。
ここには、ゴキブリのエサとなるホコリがたくさん存在しています。
また、ダンボールもゴキブリのエサになるのです。
ダンボールそのものや、ダンボールを接着している糊がエサとなります。
ゴキブリ対策するには、ゴキブリが住みにくい状況下を作り出すことです。
冷蔵庫の裏側や電子レンジの下側などは、ホコリもたまりやすいので、ここは確実のホコリやごみを取り除くことです。
なかなか天井裏の探索は難しいですから、天井裏はバルサンなどの煙などを使用する方法がいいでしょう。
ダンボールは、溜めることなく、定期的にゴミに出すことです。
こうすることで、ゴキブリは、この家には住めないと判断して出ていくことになります。
ゴキブリ対策は、家の中のホコリを徹底的に排除し、ダンボールなども定期的にゴミ出しすることです。
家の中をキレイに保つことで、ゴキブリが夏場に出てくることがなくなるのです。
まとめ
冬なのにゴキブリがどこからやってきたのか?や冬場のゴキブリ対策について紹介してきました。
冬場でも、家の中は暖房などが効いて暖かくなっています。
そうなると、外にいるゴキブリは家屋の中に暖かさとエサを求めてやってきます。
ハッカ油やアロマなど、家屋への浸入を防ぎ、さらにすでに侵入しているゴキブリに対しては、徹底的な掃除を行う事で、ゴキブリの住処を奪う事が重要なのです。
冬場にゴキブリ対策?と思うでしょうが、この時期に行う事で、夏場にゴキブリを見る確率がぐ~んと減ることでしょう。