寒い季節には、必須アイテムのダウンジャケットですが、長く着続けていたら当然、中の羽が少しずつ出てきます。
あまりにも羽根が抜けていくと、ダウンとしての保温性がなくなってしまいます。
通常のコートよりしっかりしていて暖かく、少し値段も高くなるので、出来れば長く着続けていたいものですよね。
羽抜けが始まったら、どの様な応急処置をすればよいのでしょうか?
また、羽抜けしないための方法などをご紹介していきます。
ダウンの羽が服につく!防止スプレーとかあるの?
ます「ダウンの羽抜け」ですが、劣化が原因なのでしょうか。
どんな服でも、長く着続けていたらだんだん洗濯や干す時の紫外線により、色あせや・縮み・逆に伸びなどが出てきます。
当然ダウンジャケットも、羽がどんどん抜けていきボリュームがなくなくっていく場合もあります。
ですが、羽根が抜ける原因は、長年の劣化だけじゃないんです。
空気が抜けるのと同時に、ダウンジャケットは外の生地の中に更にパックが入っており二重構造で羽が飛び出さないように作られています。
しかし、空気を多く含むように作られているため、縫い目の小さな隙間から空気が逃げていきます。
その時、同時に羽も出てきてしまいます。
よく観察してみると、よく出てくる場所は生地と生地の縫い目からではないでしょうか?
他の衣類と違い、ダウンは特集構造で作られています。
針の穴の方が通す糸より大きいため、その微妙な隙間から羽が飛び出てきてしまうのです。
羽毛の種類によりダウンジャケットに使われる羽は主に、
ダウン、フェザー、スモールフェザーの3つになります。
このうち、フェザーには真ん中に硬い芯が残るため、この芯が布を突き出してしまい、羽がでてきます。
ダウンに使われる羽は、とても薄いので、どんなに気をつけた縫い方をしても完全に抑えることはできません。
よって、なるべく出てこないように対策していくしかありません。
では、出て来た時の対処法と出てこないようにする防止法をご紹介していきます。
羽が出てきた時に1番やってはいけないことは、その羽を抜いてしまう事です!
1度抜いてしまうと、そこから連結してどんどん羽がでてきてしまいます。
羽がもし出てきた時は、とにかく中に戻すようにしましょう。
そして、フェザーの芯により突き出てきたものに対しては、芯を折ってください。
ただし、むやみにやると生地とを傷めるので慎重に行いましょう。
次に、羽がでてこないようにする防止対策です。
このために、必要なアイテムは以外ですが、防水スプレーです。
水を弾くために使われる、防水スプレーですが、ダウンジャケットにもとても有効につかえます!
吹きかける事により、ダウンを見えないバリアでコーティングしてくれるため、目では見えにくい小さな穴も塞いでくれます。
よって、そこからでてこようとする羽を食い止める事ができます。
次に普段気をつけることについてもご紹介します。
ダウンジャケットは、摩擦力により見えない穴が開きやすくなります。
リュックを背負ったり、椅子などの背もたれに勢いよく寄りかかるだけでも、摩擦が発生します。
ダウンを長持ちさせたい場合には、日々の行動に注意を向けると防止対策になりますので、心がけましょう。
ダウンジャケットを保管する時はハンガーにつるす方がいい?
次は、シーズンオフのダウンジャケットの保管の仕方です。
基本的に、ダウンジャケットはハンガーで吊るす保管方法がベストです。
ふんわりと生地の中で膨らんでいる構造の為により保温性がありますので、長い間畳んでしまっていると、ボリュームがなくなってしまいます。
場所の関係上、どうしても、畳まないとしまえない場合は衣装ケース等の1番上にしてしまうようにしましょう。
ポイントは「つぶさないようにする」っという事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ダウンジャケットの羽を完全に出さないようにするのは、構造上難しいですが、いろんな予防方法があります。
長く大切に着る為にも、ちょっと意識しながら着用するようにしましょう。