冬の定番、暖かい上着といえば、ダウンジャケットではないでしょうか?
見ているだけでも、暖かさがこっちまで伝わってきますよね。
ダウンジャケットを着ている方をよく見てください。
ダウンジャケットがパンパンになっている方やペチャンコになっている方がいます。
同じダウンジャケットのように見えるのに何が違うのでしょう。
どう見ても、パンパンになっている方が、より一層暖かい印象を受けるのではないでしょうか。
ダウンジャケットの着方に問題があるのか、ダウンジャケット中身に問題があるのかって疑問に思っちゃいますよね。
ダウンジャケットの下のインナーおすすめは薄着?厚着?
ダウンジャケットがパンパンに膨らんでいる方とペシャンコになっている方の違いって何があるのかって?
気になってしまうほど、ちょっとしたことが気になってしまうのが僕の悪い癖。
ダウンジャケットには、実は正しい?着方があるのです。
それを、知っているか知らないかで、ダウンジャケットを暖かく着こなせるかの差が生じてくるのです。
多くの方が、ダウンジャケットを着る際に、インナーについては全く考えずにダウンジャケットを羽織って出かけてしまっていると考えられます。
ダウンジャケットを暖かく着こなすには、インナーの着方で暖かいかそうでないかが、はっきりするのです。
ダウンジャケットをより暖かく着こなすには、インナーが薄着の方が暖かく感じるのです。
まさか~って思っちゃいますよね。
実際は、インナーが薄着の方が、ダウンジャケットをより暖かく着る事が出来るのです。
ダウンジャケットのダウンは水鳥の胸の部分にある羽根のことです。
寒い冬の水鳥を見てもらうとわかりますが、胸の羽が大きく広がっています。
これが、キーになります。
大きく羽根が膨らんで、そこに空気を取り込み暖かさを逃がさないようになっているのです。
水鳥は肌から直接ダウンが生えていますから、肌の熱源を取り入れた空気層から逃がさないように工夫されています。
人間の場合でも、ダウンジャケットを暖かく着るには、より肌に近い状態で着ることでダウンが最大限に開き、空気層を作り、体温の熱源を利用して、保温状態を高めることになるのです。
いや~今日は寒いから、インナーにセーターを着てダウンジャケットを着ると、肌からダウンが遠くなります。
そうすると、熱源の確保ができない状態になり、1番暖かい状態を作れないことになります。
◆ よりダウンジャケットを暖かくする着方
3枚重ね着<2枚重ね着<インナーのみ<裸
という順番で暖かさが違ってくることになりますね。
さすがに、裸にダウンジャケットを着る方はいないでしょうけどね。
ダウンジャケットの値段の違いで温さはかなり違いあるの?
ダウンジャケットを暖かく着る着方がわかったことでしょう。
次に疑問に思えるのが、ダウンジャケットの値段の違いで暖かさが変わってくるのか?です。
自分もそうですが、安物買いの銭失いという言葉がある通り、安物は壊れやすいと考えている方が多いはずです。
安い=暖かくない
高級=暖かい
というダウンジャケットの値段の違いで、こんな構図が頭に描かれるでしょう。
しかし、ダウンジャケットの中身の表示がダウン70%フェザー30%となっていた場合には、グースとダックの差がありますが、それでも価格的には数万円も差が出るほどの違いはでません。
じゃ~ダウンジャケットの値段の違いって何?ってことになりますよね。
それは、ダウンジャケットの表面の生地や縫製方法などの差が値段の違いを生んでいるのです。
見るからにビニール繊維で縫製も普通の物と、高級生地で縫製も細やかにされているものでは、値段の違いが浮き彫りになります。
高級ダウンジャケットと安いダウンジャケットの差は、生地と縫製などによる、人の手がどれだけかかるかによって、変わってくるのです。
簡単に言えば、量産品か職人仕上げのワンオフ物かの差といっていいでしょうね。
まとめ
ダウンジャケットを暖かく着る着方や値段の違いで暖かさは違うのか?について紹介してきました。
ダウンジャケットの着方はヒートテック的なインナーを着ることで暖かさは倍増することでしょう。
ダウンをより暖かく着る場合はセーター・トレーナーなどは別で持ち歩き、ダウンを脱ぐときにそれらを着るという事になります。
また値段の違いでは、生地と縫製の仕方が違うだけ?
と思うかもしれませんが、縫製の仕方によっては、縫い目から羽根が出てこない・生地によってはフェザーの羽根軸が飛び出さない等が考えられます。
手間暇かけた分、高くなっているという事になりますね。
ダウンジャケットを長く愛用したい場合には、若干高い物の方が長持ちしそうです。
この冬に、ダウンジャケットを購入するときに目安にしてみてはいかがでしょう。