春の味覚であるたけのこ。
焼いたり、煮たり、揚げたり、いろんな料理として活用されますね。
たけのこはあくだしの下処理をする必要がある食材です。
たけのこの下処理として使われるのが米ぬかですが、なかなか一人暮らしの方だと、無い家も多いのではないかと思います。
米ぬか以外に、下処理と代用出来るものがあれば、非常に楽ですよね。
下処理が終わった後の水煮の賞味期限なども合わせてご紹介していきます。
たけのこの下処理で米ぬかの代用になるものって何かない?
たけのこを下処理する際に必要な物は米ぬかです。
ただ、普段の生活では米ぬかを使う時タイミングは少なく、そもそも、どうやって入手したらよいかも分からない人もいるのではないでしょうか?
実は、米ぬかが家にない場合、どなたの家庭でもあるもので代用する事が可能です!
その前に、本来の正しいたけのこの下処理からご紹介していきます。
◆ たけのこ下処理
たけのこの下処理、いわるゆアク抜きに必要なものは、
米ぬか、赤唐辛子、水です。
1. たけのこの皮は下処理の際に全て剥いてはけません。
2.3枚程度むく程度にします。
全ての皮を向かないことで、下処理で茹でたあとたけのこのうまみ成分が逃げ出さないようにするためです。
皮がある事により、しっかりとアク抜きがされます。
2.縦に深さ3cm程度の切れ目を入れます。
切れ目を入れることで火がとおりやすくなり、皮もむきやすくなります。
3.鍋にたけのこを入れて、たけのこが浸るぐらいまで水を入れて、米ぬか、唐辛子を1本入れて、強火で煮ます。
4.沸騰したら、吹きこぼれないように弱火にして、更に1時間程度煮ます。
5.竹串で刺して、刺されば火を止めそのまま冷めるまで湯止めします。
湯止めにはアクを出し切る効果があるため、流水で流すというような事は決して行わないで下さい。
以上が一般的なたけのこの下処理方法です。
もし、家に米ぬかがない場合は、米のとぎ汁で代用可能です。
とぎ汁をたけのこが浸るぐらいまで入れて、そのまま煮るだけです。
とぎ汁以外も、生米やをそのまま一緒にいれて煮てもOKです。
お米なら、どの家庭でもあると思いますので代用しやすいです。
たけのこの水煮の賞味期限は?長持ちさせるには?
一般家庭で、たけのこ料理を作る際に活用されるは、下処理が終わって真空パックされスーパーで売られている水煮が多いと思います。
たけのこは、保存状態によって、かなり賞味期限が異なってきますが、水煮の場合、3ヶ月から1年は持ちます。
これは、開封前の話なので、開封してしまうと1週間程度と一気に短くなってしまうので、注意が必要です。
基本的に、開封しなければかなり長期の保存が可能です。
これ以外には、冷凍庫での保存、塩につけて保存する、塩漬けなどでも、半年程長期の保存が可能です。
たけのこって下処理しなくてもいいの?
たけのこは、下処理をしないとえぐみや苦味がでるため普通に食べることができません。
しかし、実は、下処理をしないでも良い場合もあるんです!!
たけのこの下処理は、収穫してからどれどけ時間が経っているかで決まります。
収穫してから時間が経てば経つほど、たけのこにえぐみがででくるため下処理が必須となります。
逆に言えば、収穫直後に直ぐに、調理するのであれば下処理をする事なく、そのまま調理する事が可能です。
たけのこは、太陽の光を浴びていればいるほど、えぐみが強くなります。
収穫直後は、なるべく太陽の光は避けるようにしてください。
まとめ
たけのこの下処理自体は、特別な道具や材料がいるわけではありません。
しかし、時間がかなりかかるため直ぐに調理することできないのがデメリットです。
下処理は、まとめて行い、しっかり水分をとって冷凍保存しておけば、使いたい時に使いやすいでしょう。