お弁当のおかずとして、夕飯のあと1品として、何かと使えるハンバーグ。
しかし、調理にすこし手間がかかるため、作るならまとめて作って、冷凍しておく方も多いと思います。
その後の調理は、解凍が必要なのか、どのように調理するのが良いのかご紹介していきたいと思います。
手作りの冷凍ハンバーグは煮込みや焼くのを冷凍のまましていい?
冷凍したハンバーグを調理する時、基本は半日ほど冷蔵庫で解凍したものを使うのが普通です。
時間が無い時や、急に食べたくなって調理する時などは、解凍なしでそのまま調理したい時もあると思います。
結論から申し上げると、冷凍ハンバーグは、冷凍のまま焼いたり煮込んだりしても大丈夫です。
しかし、解凍されていない分、通常時より火が通るまで時間がかかるため、時間と火加減を気をつけなければいけません。
◆ 冷凍ハンバーグの焼き方
1 フライパンに油を引いて冷凍ハンバーグを並べる。
2 強火で両面に焦げ目が出来るまで焼きます。
(先に、表面を焼くことで、中の肉汁が逃げることを防ぎます。)
3 水50mlほどを、フライパンに入れて蓋をして、蒸し焼きにします。
(ハンバーグ1個に対して水50mlが基本ですので、ハンバーグの個数で水の量も変えてください。)
4 水が無くなってきたら、蓋を取り、中火にします。
中に火が通っているか竹串等で刺してチェックします。
冷凍ハンバーグは、中に火が通るまで時間がかかるため表面が焼けていても注意が必要です。
冷凍ハンバーグを使う場合も、上記で書いたように、ハンバーグに火を通して、その後から具材やスープを投入してください。
あとから、ハンバーグを入れてしまうと、ハンバーグに火が通る前に、ほかの具材に火が通りすぎたり、混ぜている間に、ハンバーグの形が崩れてしまう可能性があります。
冷凍のハンバーグを油で揚げるのとかあり?
冷凍のもの油で揚げる時には、中のものが分離しないように衣をつけて揚げるのが基本となるため、ハンバーグを揚げたらメンチカツになります。
冷凍ハンバーグを揚げて調理する場合は、予め冷凍する前にパン粉をつけて冷凍しておく必要があります。
もし、揚げる直前にパン粉をつけようとしても、冷凍されているため上手くつかず、揚げている最中に全てがバラバラになってしまいます。
冷凍する段階で、どのように調理して食べるか決めていないなら、冷凍ハンバーグを1度冷蔵庫か電子レンジで解凍して、そこから衣をつけて揚げて下さい。
ハンバーグは焼いてからと生のままどちらで冷凍保存するのが正解?
ハンバーグを冷凍保存する時、先に焼いてからと生のまま焼くのとどちらの方がいいか迷ったことはありませんか?!
実は、同じように焼いて食べるのであれば、先に焼いてから冷凍した方が、肉汁のジューシーさやお肉の柔らかさが残ります。
生のままで冷凍したものを解凍しながら焼くと、中に火が通るまでに時間がかかります。
加熱時間が長くなるとお肉が固くなり、肉汁も溢れ出してしまいます。
保存期間も、生のまま冷凍だと約2週間ほどですが、先に焼いたものであれば1ヶ月ほど保存する事が可能です。
焼いてある冷凍ハンバーグであれば、解凍すればそのまま食べることができるので便利ですね。
電子レンジで、1分弱、温めて下さい。
やりすぎるとパサパサになってしまうので、個数や大きさで時間を変えて見てください。
夏にお弁当のおかずとして、冷凍ハンバーグを入れる際は、解凍せずそのまま入れることで、保冷剤代わりになるのでとても便利です。
まとめ
ハンバーグは、玉ねぎを使うので、少し痛みやすい食材ではありますが、まとめて作り置きしておくととても、便利な食材になります。
煮込み、焼き、揚げ、どんな調理法でも食べることができるので、ぜひいろんなレシピを試して見てください。