雛祭りの時期、スーパーの和菓子売り場をのぞくと、桜餅がたくさん並んでいますね。
きれいなピンク色の生地がとてもかわいらしく、思わず手が伸びてしまいます。
家族みんなで食べよう!と思ってたくさん買って帰ったら、ちょうど同じ日に来客から手土産に桜餅をいただいて、
「うれしいけれど、どうしよう…こんなにたくさん、食べきれないかも…!」
なんて経験はありませんか。
せっかくの桜餅、冷凍保存しておいて、あとで食べたい時に解凍しておいしくいただきたいけれど、どんな風に冷凍して、どんな風に解凍すればいいのか、迷いますよね。
そこで今回は、桜餅の冷凍保存や解凍方法についてご紹介します。
桜餅の冷凍保存や解凍方法をご紹介!
ご自宅に桜餅がたくさんあって、
「今日、明日で食べきれる量じゃないな…」
と思ったら、いただいたその日のうちに冷凍保存しましょう!
数日経ってから、「やっぱり食べきれなさそうだから冷凍しよう!」ではダメですよ(^^;)
桜餅などの和菓子は、冷凍した状態で販売されている商品もありますから、冷凍しても何の問題もありません!
まずは、冷凍保存の方法から。
桜餅をひとつずつ、ラップで包んで小分けにします。
ラップに包んだ桜餅を、さらにアルミホイルでひとつずつ包みます。
アルミホイルで包むことで、冷凍庫内のにおいが桜餅に移るのを防いでくれます。
「さあ食べよう!」と思って桜餅にかじりついたら、「ん、なんか魚くさい…」なんて状況になったら、ちょっとショックですよね。
ラップで包んだあとに、さらにその上からアルミホイルで包みましょう。
このひと手間が、桜餅をおいしく冷凍保存するための大切なポイントです。
アルミホイルで包むことで、冷凍庫内のにおい移りを防いでくれるだけでなく、乾燥や冷凍焼けがしにくくなって、3週間くらいおいしい状態を保ってくれますよ!
食べたい時は、食べたい個数を冷凍庫から出して、ゆっくり自然解凍してから食べましょう。
桜餅を保存するのに冷蔵庫ではどれぐらい日持ちする?
「今日、明日には食べきれないけど、数日中には食べきれそうだから、冷蔵庫に入れておこうかな?」
とお考えのあなた。
実は、桜餅は冷蔵保存にあまり適していないんですよ。
まず、冷蔵保存することで、桜餅が固くなってしまいますね。
また、桜餅はお米を蒸すことによってお米がアルファ化されて、おいしい状態なのですが、冷たく冷やされることでそのおいしさが損なわれてしまうのです。
冷蔵庫から出して常温に戻しても、冷蔵前のおいしい状態には戻らないのです。
冷蔵庫の中で保管すれば2~3日は日持ちすると言われていますが、おいしく食べることを考えると、冷蔵保存よりも冷凍保存することをおすすめします。
まとめ
桜餅の保存方法、解凍方法についてご紹介しましたが、いかがでしょうか。
食べきれない桜餅は、いただいたその日のうちに冷凍保存するのがおすすめです。
ひとつずつラップに包んで、さらに上からアルミホイルで包んで冷凍庫に入れましょう。
冷凍庫内のにおい移りを防いで、乾燥や冷凍焼けもしにくくなり、3週間くらいおいしく保存できます。
食べたい時には前もって冷凍庫から出して自然解凍しましょう。
家事がひと段落したあと、あったかいお茶と一緒に食べて自分へのささやかなご褒美にするのもいいですよね。
ちなみに、たいていの和菓子はラップ&アルミホイールで包んでおいしく冷凍保存できます。
我が家では今川焼きを大量にいただくことが多く、今川焼きをラップ&アルミホイールでひとつずつ冷凍保存して、食べたい時に食べたい分、おいしくいただいています。
みなさんも食べきれない桜餅や、和菓子などがあったら、ぜひ試してみてくださいね。