使い捨てカイロが温まらないしぬるい!上手く温度調節したい!


寒い季節の強い味方といえば、使い捨てカイロですね。

みなさんは、使い捨てカイロを使っている時に、

「ちょっと熱さがもの足りないな…もう少し熱くならないかな?」

などと感じたことはありませんか?

使い捨てカイロの温度調節が出来たらうれしいですよね。

そこで今回は、使い捨てカイロがぬるい時、熱い時の温度調節方法についてご紹介します。

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使い捨てカイロがぬるい時にはどうしたらいい?

使い捨てカイロの温度は、各メーカーによって多少の違いがありますが、

● 貼るタイプ 平均温度53℃、最高温度64℃
● 貼らないタイプ 平均温度54℃、最高温度70℃

だいたいこの位の温度です。

貼るタイプの使い捨てカイロの方が温度が低めなのは、肌着などに貼り付けて使うと肌に近いため、より熱を感じやすいからでしょう。

使い捨てカイロの主な成分は、鉄粉、水、塩類、バーミキュライト(保水剤)、活性炭です。

これらの成分をうまく配合し、鉄を急激に酸化させることによって発生する熱を有効に利用してカイロが熱くなるという仕組みです。

それでは、使い捨てカイロの温度がぬるいと感じる時、どのようにすれば早く温度を上げることが出来るのでしょうか?

使い捨てカイロの温度を早く上げるためには、パッケージから取り出したカイロに息を吹きかけましょう!

使い捨てカイロは、カイロの中身の成分が空気に触れることによって鉄が酸化し発熱します

そのまま自然に空気を取り込んで酸化するのを待つよりも、息を吹きかけてより効果的に酸化を促すと早くカイロが温まるということなのです。

ちなみに、息を吹きかける時間はだいたい30秒ほどで大丈夫です。

とっても簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。

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カイロの温度を上手く調節するには?

では、反対に使い捨てカイロの温度が熱すぎる時、どんな風にすれば温度を下げることが出来るのでしょうか?

使い捨てカイロが熱すぎると感じたら、カイロにテープを貼りましょう

空気と触れることによって発熱しますので、テープを貼って空気を取り込む量を抑えることで発熱量を減らす、ということなんです。

テープはガムテープのような梱包用のテープで構いませんよ。

この方法で、使い捨てカイロの発熱量を抑え目にして使ったら、なんだかいつもより長い時間カイロを使えたような気がします。

ところで、みなさんは使い捨てカイロを外装袋から出したら、思わず「揉んで」いませんか?

実は、使い捨てカイロを「揉む」のは、現在では間違った使い方なんですよ、知っていましたか?

使い捨てカイロが出回り始めた1978年頃は、カイロは揉むタイプが主流でした。

私が子供の頃、おばあちゃんが使うカイロを揉ませてもらうのがなんだか結構好きでした。

1988年頃、貼るタイプのカイロが作られると、カイロは「揉まない」方向へシフトチェンジ。

貼るタイプのカイロを揉んでしまうと、中身が片寄ってしまって使い心地が悪くなってしまいます。

カイロの不織布部分に特殊な素材を用いて、うまく酸素を取り込めるように改良されたのです。

昔の感覚でカイロをよく揉むと、カイロの特殊素材が目詰まりを起こしてしまって、うまく酸素を取り込めず、かえって発熱しなくなってしまうんですよ。

「知っているから見なくても大丈夫!」

と、パッケージに記載されている正しい使い方を読むことはあまりないかもしれませんが、ぜひ一度確認して正しく上手に使ってくださいね。

まとめ

使い捨てカイロの温度調節方法についてご紹介しました。

使い捨てカイロの温度が低いと感じたら、息を吹きかけて酸素を送るとカイロが早く温まります。

使い捨てカイロの温度が高いと感じたら、ガムテープなどを貼って、酸素を取り込む量を抑えると温度を下げることが出来ます。

とても簡単なので、使い捨てカイロを使う際はぜひ試してみてくださいね。

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