古くから、日本の女性達の間で顔の皮脂を取るのに使われてきたあぶらとり紙。
実はとても歴史は長くそれは、さかのぼること平安時代。
もとは、屏風や扇子などに使われる金箔を作る際に間に挟み使用されていた和紙が、のちのちあぶらとり紙として用いられるようになりした。
お化粧直しの際など手軽に使用でき、とても便利な物ですが、最近はお土産だったり、何かの付録や街でのサンプリングとして配られたりと、貰う事が多いのではないでしょうか。
通常のあぶらとりとしてはもちろんですが、ほかに使い道がないか調べてみました。
あぶらとり紙が余ってしまってるけど、捨てるのがもったいないなぁ~と思っている方は必見です!
あぶらとり紙は掃除に使ったり他の使い道ってある?
「あぶらとり紙って顔の皮脂を取るもの!!」
と思っている方は多いですよね。
しかし、他にも意外な活用法があるんですよ~。
もっと、簡単にあぶらとり紙=あぶらをとるものと考えてみて下さい。
では、使い道の一例を挙げていきたいと思います。
1 顔や手の皮脂がつきやすい眼鏡や腕時計のレンズ拭き。
2 タッチパネル操作により画面の汚れが気になりやすくなったスマートフォンの画面拭き。
3 グロスや口紅、ハンドクリームなど多く塗りすぎた時の応急処置。
身に着ける物や普段使う物などの汚れ取りとしておススメです。
メイクポーチにあぶらとり紙を入れておけば、サッと使えて便利です。
先ほどまでは、体に対しての皮脂でしたが、次は生活用の油に対しての活用法です。
1 料理の際の揚げ物などの下に敷いて余分な油とり
2 余ってしまった洗う前のフライパンの油とり
3 お弁当のおかず同士のしきり
キッチンペーパーが無いときに代用するイメージで使えば、いろんな料理の用途の際に使えると思います。
ただ、あぶらとり紙はサイズが小さいので小皿などの時に使用するのが良いですね。
更に、意外な使い方として、印鑑を使用した後に上から押さえて余分な朱肉を吸い取るという裏技もありますよ~。
あぶらとり紙の使用期限ってあるの?
たくさんもらって使い切れない時などで、しばらく保管する事もあるかと思いますが、基本的にあぶらとり紙に明確な使用期限は決まっていません。
数年、保管していたものでも通常通り使える事がほとんどです。
ただ、あぶらとり紙の成分は和紙なので、保管状態がかなり悪かったり、あまりにも長い年月放置する事により劣化する可能性はあります。
その際は、体への使用を避けた方がよいかと思います。
前章でご紹介した体以外での使用をして使い切ってしまいましょう。
あぶらとり紙を切らしてしまった時の代わりになる意外な身近物
メイク直しなどの際、いざ使おうと思ったら切らしていたという経験はないですか?
使用頻度が少ないと替えを用意している事も少ないかと思います。
そんな時は、身近にある物で代用することはできます。
・ポケットティッシュ
人通りが多いところや駅などでよく配っているのでもらう機会も多いかと思います。
使うときはあぶらとり紙同様、上から押さえるようにして使ってください。
・紙ナプキン
ファミレスや、ファーストフード店に行くとセルフで置いてある店、もしくは貰えます。
ティッシュより分厚いので、より吸収性に富みます。
飲食店に行けば比較的手に入りやすいです。
・レシート
財布に1枚ぐらいは入っているかなと思います。
これは、和紙タイプのあぶらとり紙というより、フィルムタイプのあぶらとり紙の使用感に近いイメージで使ってください。
レシートの場合は、少し一目は避けてこっそり使ってもらった方がいいかと思います(^^)
まとめ
あぶらとり紙は適度に皮脂を残し、過度な皮脂は取るのに適した昔の人の知恵が詰まった伝統工芸品です。
あぶらを吸い取る物とイメージすれば、顔の皮脂を取る事にとわれずいろんな用途で使用できるでしょう。
お土産として貰った物であれば高級品の物もあるかと思います。
捨ててしまうのはもったいないです!
自分なりの使用方法を見つけて活用してみてくださいね。