水道凍結防止に水を出しっぱなしは効果あり?ポタポタでもいい!?


これから迎える冬本番。
例年にない寒波になる可能性もあるとのこと。

この時期に心配になることの一つとして、水道が凍って水が使えなくなることが挙げられますよね?

一時的に使えなくなるだけならまだしも、もし水道管が破裂してしまった場合には、修理に多大な費用がかかり、水もしばらく使えなくなってしまいます。

水道の凍結防止策としてよく聞くのが、水を少しだけ出しっぱなしにしておく、ということだと思いますが、果たして本当に効果はあるのでしょうか?

今回は、水道凍結防止に水を出しっぱなしにすることは効果があるのか?

また、あるとしたらどの程度の量なのか?

さらに、もしも水道管が凍結してしまったら応急措置として何をすればいいのか?

について解説します!

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水道の凍結防止には水をポタポタ程度でもいいの?

大抵のマンションの場合とは異なり、屋外に水道管が露出している戸建て住宅や小規模アパートでは、水道の凍結に注意が必要です。

水道管は外部の気温がマイナス4度を下回ると凍結の可能性があるとされています。

ご存じのとおり、水は凍ると膨張し体積が増えるため、水道管がそれに耐えられずに破裂してしまう可能性があるのです。

もし水道管が破裂してしまうと、そこから水が溢れ出して止まらなくなり専門の業者さんに修理してもらう必要が出てきます。

この費用は数万から十数万、場合によってはそれ以上かかることもあるので、そうならないよう十分に対策をしておくことが大事です。

水道の凍結防止として有名な、“水を少し出しっぱなしにしておく”という方法は効果があるのでしょうか?

水は水道管の中で止まった状態で外から冷やされるとすぐに凍ってしまいます。

しかし、水道管や給湯器の内部を通る水に流れをつくり、一か所にとどまることのないようにしておけば、温度が低下しにくくなり凍りづらくなります。

つまり、少しだけ水を出して動かしておくことで、凍るのを防ぐことができるということです。

“水を少し出しっぱなしにしておく”という方法には水道の凍結や水道管の破裂を防止する効果あり、ということです!

でも、いったいどのくらいの量の水を出しておけばいいのか迷いますよね?

これは、上記のとおり、水の動きがあれば効果があるものなので、ポタポタ程度でも大丈夫です。

少しだけの水量でも、よほどの寒気でない限り効果があります。

温かいお湯である必要はないので、ガスはつけなくてオッケーです。

ここで気になるのは水道料金。

一晩中水を流しっぱなしにしていたら、相当水道料金がかかってしまうのではないかと思う方もいると思います。

しかし、これも大丈夫です。

流す水の量によって微妙に違いはありますが、一晩で数十円といった程度しかかかりません。

これくらいであれば、水道管が破裂してしまって修理をするのにかかる費用や手間、直す間の不便さに比べたら大した負担ではないです。

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水道管が凍結で破裂してしまった時の応急措置は?

対策をしていても、もしも水道管が破裂してしまった場合はどう対応すればよいでしょうか。

水漏れが発生してしまうので、水道料金も心配ですし、アパートなどでは下の階への被害の拡大も考えられます。

応急措置としては、水道管と給水器具との間に設けられている止水栓を閉じて水の流れを止めることが大事です。

そして、水の勢いが止まったら、テープや布をしっかりと巻き付けて水を押さえ、周りに噴き出た水を取り除くようにしましょう。

止水栓は普段あまり触る機会がないので、一度その位置や形状を確認しておくと良いでしょう!

また、いざという時に一刻も早く修理業者を呼べるように連絡先を確認しておくことも重要です。

寒冷地の場合は不凍栓というものが付いていて、水道管の水を抜くことができるようになっている場合が多いのです。

ですが、普段それほど寒くならない地域では付いていないことがほとんどです。

そんな場合にあらかじめできる対策としては、水道管や止水栓にタオルや保温材を巻いておくと効果がありますのでお試しください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

水道の凍結防止・水道管の破裂防止のためには、やはり少しだけ水を出しっぱなしにしておくという方法が効果的です。

また、タオルや保温材を巻き付けておくというのもすぐにできる対策です。

万が一、水道管が破裂してしまっても焦らずにまずは止水栓を閉じましょう。

寒波対策にぜひ参考にしてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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