段々と暖かくなり、もうすぐ桜の季節です。
かわいいお孫さんの入園式が近づいてきて、春が待ち遠しく感じていらっしゃるおじいちゃんおばあちゃんも多いかと思います。
お孫さんが元気に幼稚園へ通う様子を想うと、自然と顔がほころんでしまいますよね?
一方、少し気になるのは入園祝いをどうするかということではないでしょうか?
幼稚園は義務教育ではないのでとくに入園祝いを贈る必要はないとする考え方もあるようです。
しかし、お孫さんのために何かしてあげたいというのが一般的だと思います。
園での生活で必要となる制服や体操服、学用品などを準備するのにも、意外とまとまったお金がかかるので、お孫さんの両親にも感謝されるはずです。
お孫さんも両親だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんにもお祝いしてもらえればとても喜ぶでしょう。
そこで今回は、祖父母からの入園祝いの相場はいくらぐらいなのか?
贈る場合にお金を入れるのし袋の書き方はどうすればよいか?
いつ頃渡すのがいいのか?
について解説いたします。
来年度に入園を控えているお孫さんがいらっしゃる方は、ぜひ最後までご覧ください!
幼稚園の入園祝いで祖父母はどれぐらいの金額を包むのがいい?
入園祝いを渡すにしても、金額の相場はいったいいくらぐらいなのか気になるところです。
あまりに世間一般とかけ離れてしまうと、せっかくのお祝いなのに少し恥ずかしいですからね。
祖父母からの入園祝いの相場は、データによれば2万円以上が約半数、1万円以上となると約8割のようです。
つまり、祖父母としては、少なくとも1万円を包めば世間の常識の範囲内といえるでしょう。
もちろんお孫さんやその両親との関係性が深く、お祝いしてあげたいという気持ちが強いのであれば、それ以上にいくら多く渡してもきっと喜ばれることでしょう。
ただし、注意点として、入園祝いには一般的にお返しは不要とされているため、あまりに高額を贈ると両親が余計な気を遣ってしまう可能性があります。
この場合は、お返しは不要である旨もしっかり伝えておくべきかもしれません。
サポートしてあげたい場合は、現金のほかに、制服や靴など必ず使うものを両親に相談しつつ買ってあげると良いでしょう。
入園祝いののし袋の書き方やいつ頃渡すのがいいのかご紹介!
・のし袋の書き方
入園祝いや入学祝いは何度繰り返してもよい節目となる慶事です。
水引には「紅白の蝶結び(蝶切り)」を選びましょう。
それほど高額でない場合には、あまり派手なものではなく、シンプルなものにします。
1万円を包むのであれば水引が印刷された封筒で結構ですが、2万円以上の場合は通常の水引が付いたものにしましょう。
表書きは、上段に「御入園祝い」または「祝御入園」「入園御祝」「御入園御祝」など。
下段に入園祝いを贈る立場である「自分の名前」をフルネームで書きます。
中包みや中袋には、裏側に贈る側の住所・氏名と金額(漢数字)を書きましょう。
もし裏側に金額を書く場所がなければ、表中央に記載します。
・いつ頃渡すのがいいのか
入園が正式に決まったらすぐに贈って構いません。
遅くとも入園式の2~3週間前には渡すようにしましょう。
3月に入ったら渡すと考えておけば間違いありません。
入園のための準備をする期間ですので、何かと出費がかさむ両親にも喜ばれます。
まとめ
今回はお孫さんへの入園祝いについて解説しました。
金額の相場は「1~2万円」、のし袋の水引は「紅白の蝶結び」にし、「御入園祝い」などと記載します。
入園が決まったらすぐに、遅くとも入園式の2~3週間前までには贈るようにしましょう。
現金以外でも、商品券やギフトカード・カバンや文房具などの登園に必要なものを贈るのも良いかもしれませんね。
その場合には、すでに両親が用意してしまっていることも考えて、前もって確認しておくと互いにガッカリなんていう結果を防ぐことができそうです。
お孫さんの健やかな成長を心からお祈りしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。