男の子の習い事で人気のスポーツは、やはり野球とサッカー。
そろそろ子どもを少年野球か少年サッカーのチームに入らせてみようかと考えているけど、どちらにしようかなあと迷っている方は多いのではないでしょうか?
とくに自分が小さいころに野球もサッカーもやっていなかったというお父さんの場合、どちらにすればよいか判断がしにくいと思います。
うちの子供にはどちらが向いているだろう・・・。
そんな疑問に答えるため、今回は、野球向きとサッカー向きそれぞれどのように見分ければよいのか解説します。
また、野球とサッカーで、親の負担に違いはあるのかについてもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください!
少年野球の親の負担はどんな感じ?野球向きの性格とかある?
① 親の負担
まずは、費用の点。
少年野球を始めるためには、グローブやバット、ユニフォームなど、揃えておかなければならない道具類が多いです。
そのため、最初に5~10万円程度のまとまった費用が必要になります。
月謝は5,000円以内というところがほとんどでしょう。
次に、チーム内での当番があります。
食べ物や飲み物を用意したり、子供たちを試合会場へ送迎する車出しをしたり、チームによっては監督やコーチも担当しなければならない場合があります。
さらに、毎週土日の朝から日没まで付き添いで潰れるなんてこともあるそうです。
地味に大変なのが、ユニフォームやソックスの洗濯です。
グラウンドの砂や頑固な泥汚れは、そのまま洗濯機へ入れるわけにもいかず、いったん手洗いが必要ですので思わぬ負担になります。
② 野球向きの性格
野球の特徴として、チームスポーツではあるものの、ピッチャーとバッター1対1でじっくりと勝負する面が強いので、個人技がより重視されるという点があります。
また、プレーが止まることも多いですし、一方で始まれば瞬発力が要求されます。
したがって、一つ一つじっくりと状況を考えながら、どうするのが一番良いか判断できる落ち着いた性格の子が向いています。
また、個人毎の評価が見えやすいスポーツなので、コツコツと練習して実力をつけていける子は強いでしょう。
少年サッカーの親の負担はどんな感じ?サッカー向きの性格とかある?
① 親の負担
基本的には、少年野球の場合と違いはありません。
ただ、少年サッカーの場合は少年野球に比べて必要な道具類が少ないため、最初にかかる費用は安く抑えられる事が多いです。
また、フットサル場での練習が多いチームの場合は、ユニフォームが砂や泥で汚れることがないので、洗濯の負担は軽くなります。
② サッカー向きの性格
サッカーはポジションによって動きや役割が大きく異なるスポーツです。
野球よりも全体が連動して戦術が機能するため、チームプレーが重視される傾向にあります。
個人毎の評価が難しいスポーツですので、アピールが上手な性格の子が向いているといえるでしょう。
また、ボールを扱っている選手に注目が集まるため、ミスを恐れず、ミスしても焦ったり動じたりせず、委縮しないでプレーできるメンタルも大事です。
そして、周りに声かけができ、自分の場所やフリーであること、全体の状況を伝えられることが必要となるので、優しすぎる性格よりは目立ちたいとガンガン前に出る性格の子の方が伸びやすいです。
マイペースで自分をしっかり持っていて周りに遠慮しない、そんな性格の子が向いているといえるでしょう。
もちろん、普段は優しくてもサッカーをやっている時だけはこうした性格になれるといいですし、私の知り合いにも練習中や試合中だけは性格が一変するという子はよくいます。
まとめ
いかがでしたか?
一言でいえば、野球向きの性格はじっくりコツコツと物事に取り組めるタイプ。
サッカー向きの性格は協調性がありつつも目立ちたいというタイプ、といえます。
また、親の負担はどちらもほとんど変わらないといえるでしょう。
何よりも重視したいのは、子供がどちらをやりたいか、という点ではないでしょうか。
まずは、見学や体験に行ってみて子供の反応や様子を客観的に見てみることをオススメします。