こたつで寝る時電源切ると大丈夫?こたつで寝るメリットはある?


冬になると登場するこたつですが、気持ちよくてうとうとと、そのまま寝てしまった経験はありませんか!?

よくこたつで寝ると風邪ひくなど言われていますが、実際にこたつが体に与える影響はどのくらいなのでしょう。

気づけばこたつの中で寝てしまう方や、ふとんを敷くのが面倒であえてコタツで寝てしまっている方は是非ご覧になってみて下さいね~!

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こたつの電源を消して寝るから別に問題なんじゃない!?

■ こたつで寝る危険性

こたつで寝ると良くないと言われている理由をまず確認したいと思います。

こたつの中は外の気温に比べ高温になるため体の水分調節が狂い、さまざまな弊害を体にもたらします。

水分調節がうまくいかなくなった時の体の影響は次の通りです。

風邪をひきやすくなる

体温が高くなると水分補給されないので体の中で脱水症状が起き体内の粘膜が乾燥します。

粘膜が乾燥してしまうと抵抗力が下がってしまいウイルスに感染しやすくなります。

便秘

寝ているうちに気づかず、大量の汗をかくことによって大腸の水分も奪われるため引き起こします。

脳梗塞

血液中の水分が奪われる事によって血液の濃度が濃くなりドロドロとなった血液が流れにくくなります。

詰まった血液が塊となり、血管をふさいでしまいます。

脳付近に発症なら脳梗塞、心臓の近くなら心筋梗塞、肺の近くなら肺塞栓症を発症しやすくなります。

等があげられます。

いかにこたつで寝る事が良くないかお伝えできたでしょうか。

しかし、これらは電源がついていて暖かいこたつの中だから起きる事と言えます。

ですので、こたつでそのまま寝てしまいという方は電源を切って寝ましょう。

ただし電源を切る事で、上記のような危険な事は避けられると思いますが、こたつに使うこたつカバーは薄い事も多いです。

座ったまま机にうつぶせに寝てしまうと上半身が冷え、風邪をひきやすくなります。

どうしてもこたつで寝たいというのであれば上半身にふとんをかけるか、電源を入れず湯たんぽをこたつの中に入れるのも冷え防止としておススメです。

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こたつで寝るメリットは何もないの?

ここまで書くとこたつで寝る事にメリットが感じられにくいですが、通常にこたつを使うのにはとても環境に優しく、経済的でメリットもたくさんあります。

冷え性の方

特に手足が温まりやすいので末端冷え性の方によいです。

光熱費が安い

ただし、こたつは部屋全体を温める力はないので、エアコンやストーブとうまく併用、お互いのメリットでデメリットを補ってあげた方がよいでしょう。

空気が汚れない・乾燥しない

エアコンと違い部屋の空気を吸って、出すという空気の循環を行わないので、敏感な方におススメです。

しかし、空気がこもりやすいので、1時間に5分~10分程度、窓を開けるなど、空気交換を自分でする必要があります。

最近、新しいこたつのタイプでフラットパネルヒーターというのがあります。

従来のこたつと違い、温まる場所が平たくてテーブルの裏にくっついているので足を入れても邪魔になりません。

柔らかい暖かさで、イメージ的にはホットカーペットのような感じです。

ヒーターに触ってもあたたかい程度で「熱い!」とはなりません。

電気代も従来のこたつより安くて、静かです。

タイマーもついているので、うっかり寝てしまったり、消し忘れても安心です。

小さなお子様がいるご家庭や、お年寄りの方やペットを飼っているご家庭におススメです。

まとめ

電源を切っているから大丈夫とか電源をつけたままならダメとかではなくて、こたつで寝てしまうと無理な体勢で寝てしまう事になるので熟睡できず疲れも取れにくいです。

寝る前に体を温めるには良いですが、意識があるうちになるべくふとんに行くようにしましょう。

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