お菓子の中でも軽くつまむことができ、しかも腹持ちもいいグミ。
カバンに入れて持ち歩いている方も多いのではないでしょうか。
しかし、グミは体に悪いって聞いたことがありますか?
コラーゲン入りのものや、果汁100%のものなど、一見体に良さそうなのですが実際はどうなのでしょう?
今回は、そんなグミについて、詳しくご紹介したいと思います。
グミは砂糖の塊なの?
グミを食べていると、その色や味の甘さからなんだか砂糖の塊を食べているような気分になったことのある方もいるのではないでしょうか。
ひとことでグミといっても様々な種類があり、味や食感も全然違うものもありますが、そもそもグミとはいったい何なのでしょう?
グミとは、ゼラチンに果汁や砂糖で味をつけ、それを固めたものを指します。
ゼリーも同じようにゼラチンを固めて作っており、基本的に違いは固さだけです。
ゼラチンが多いほど固くなり、グミはゼリーよりも使用しているゼラチンが多いので固くなるんですね。
グミは、もともとは歯を丈夫にするために作られたものだそうですが、正直体にいいものだとは言えません。
むしろ、食べすぎると体に悪いものとなってしまいます。
というのも、グミには食品添加物が多く使用されており、食べすぎると体に害をもたらす可能性があるからなんです。
グミは鮮やかな色のものが多いですが、それらもキレイな色にするために着色料という食品添加物があのきれいな色を作り上げているんです。
その他にもたくさんの食品添加物が含まれており、お世辞にも体にいいとは言えませんよね。
また、先ほどご紹介したように、ゼラチンに味をつけるため、砂糖がたくさん入っています。
グミの原料欄を見ればわかると思いますが、ほとんどのグミに砂糖が含まれているんです。
砂糖の塊、というよりはゼラチンの塊ですが、多量の砂糖が利用されていることには変わりありません。
少しつまむ程度なら問題ありませんが、あまりに食べすぎると体に悪いので、注意した方がいいでしょう。
グミを食べると太るの痩せるのどっち?
先ほどご紹介したように、グミには多くの砂糖が使用されています。
しかし、少量で満腹感も得られて腹持ちのいいグミは、太りやすいのでしょうか。
それとも痩せやすいのでしょうか。
一般的なグミにはお茶碗1杯分のご飯とほぼ同量の糖質が含まれています。
他のお菓子に比べても、糖質はやや高め。
これだけで見ると太りやすいお菓子のように思えますが、よく噛んで食べることで満腹中枢が刺激され、満腹感を得やすくなります。
なので、グミで太るか痩せるかは、食べ方次第という事になります。
あまり噛まずにどんどん食べていると糖質をとりすぎて太りやすいですし、よく噛んで食べると少量で満足できるので痩せやすくなります。
なので、グミで太りたくない、という方は、やわらかいグミよりも固いグミの方が自然に噛む回数が増えるのでおすすめです。
また、ゼラチンと味をつける果汁や砂糖だけで作ることができるので、実は家でも簡単に作ることができます。
自分で作れば食品添加物や砂糖不使用のものを作ることもできるので、体にも良く糖質も低いグミができますよ。
まとめ
グミとはゼラチンに味をつけたもののことで、その味付けのために多量の砂糖が使用されています。
グミによってその使用量に違いはありますが、どれも食品添加物も含まれていることもあり、体にいいものとは残念ながら言えません。
食べすぎると体にも悪く太りやすいですが、よく噛んで食べると少量で満足できるのでダイエット中のお菓子としてもいいかもしれませんね。
みなさんも食べすぎには十分気を付けて、お菓子は健康に害のない程度にしましょう。