お風呂からあがった後に使うバスタオル。
きれいな体を拭くし、1度しか使っていないのに毎回洗うのもなんだかもったいない気がしますが、実際のところ衛生的にはどうなのでしょうか?
世間的にはどのくらの頻度で洗っているのでしょうか?
ちゃんと、乾かしていれば使い続けて大丈夫な気もしますよね。
そんなバスタオルの気になる疑問について今回はご紹介していきたいと思います。
バスタオルの洗濯頻度は一人暮らしだとどんな感じなの?
世間的に、一人暮らしの方たちのバスタオルを洗う頻度は、
◎毎日洗う派
◎2~3日に一度派
◎1週間に一度派
とかなり意見がバラバラです。
その主な理由の一つに「一人暮らし」というところがあるようです。
1人暮らしをしている方たちのライフスタイルは十人十色です。
「毎日洗う事で光熱費がかさむ」
「一人暮らし用の洗濯機だとバスタオルだけであふれかえってしまう」
「帰りが遅くて夜に洗濯機が回せないので休み日になってしまう」
などなど、時間・金銭面・タイミングなどが影響している事が多いです。
一番多かったのは2~3日に一度洗うという意見です。
これは、他の洗濯物を含め2~3日に一度洗濯機を回す人が多かったので、一緒に回してしまう為なのでしょう。
バスタオルを毎回洗わないと菌が繁殖する!?
体を洗った後に拭くタオルだと綺麗なイメージですよね。
という事は、使った後ちゃんと乾かせばずっと使っても大丈夫?
という考え方はとんでもないです!!
バスタオルは、たとえ綺麗に体を洗った後だったとしても一度の使用で約1000万個もの菌が繁殖するといわれています。
臭いがないから大丈夫というのは大間違いです。
洗わないタオルを使用し続けるとせっかく綺麗に洗った体もまた不衛生になってしまいます。
1度使用したタオルをもう一度使用する際には、最初の時の2万倍まで菌が繁殖します。
数日たち、臭いを放し始めた時には雑巾に値するまで菌は増殖しています。
毎日タオルを取り替えるという方も、使ったタオルを洗濯機を回す日まで濡れたまま洗濯機に入れておくのも危険です。
カビの原因になるのでタオルを洗う日までは干して乾かしておきましょう。
タオルの臭いを防ぐ洗い方・干し方
衛生面を考えて、毎回新しいバスタオルを使っても、洗濯に失敗して臭いが残っているのでは意味がありません。
生乾きの臭いがするタオルは菌が繁殖している証拠です。
■ 濡れたまま洗濯機の中に入れておかない。
菌の増殖・カビの発生の原因になります。
■ 洗濯機を回す時に詰め込みすぎない。
すすぎが甘くなります。洗剤や柔軟剤が残ったタオルは臭いの原因になります。
■ 十分な間隔をあけて干す
間隔が狭いと半乾きの原因となります。
■ 臭いが取れない時は漂白剤を使う。
色柄物には酸素系で。
■ 洗濯槽のカビにも気を付けて、1~2カ月に一度は洗濯槽も洗う。
洗濯槽にカビが生えていると、いくら洗っても臭いを落とせません。
■ 洗剤はよく溶かす。
面倒な場合は液体系がおススメ
などなど、干し方や洗い方を少し工夫すると、タオルに臭いもかなり変わってくるので気を付けてみて下さい。
まとめ
毎日、洗濯機を回すのが難しい方は決して濡れたタオルをそのままにせず必ず干しておくように心がけてみて下さい。
浴室は湿度があり乾きにくいので部屋かベランダなど天日干しにすると殺菌効果が高まります。
濡れたままのタオルは使わないようにしましょう。
毎日は無理でも、2~3日に1回は洗うようにして下さい。
1人暮らしで、バスタオルだとかさばるのでそんなに枚数を持っていない方も多いですね。
髪が短い人などはフェイスタオルを使用するといいです。
髪を拭くのにもう一枚フェイスタオルを使ったとしても、バスタオル1枚分より洗濯物の量が少なくて済みます。