酒粕を美容目的や健康目的でたくさん食べている人は意外にも結構いらっしゃいますよね。
その中には、毎日のように食べている、という方もいるかもしれません。
確かに酒粕は体にいいとよく聞きますが、食べすぎるとどうなのでしょう?
さすがに食べすぎてしまうと、体に良くないことがあるのでしょうか。
今回は、酒粕をついつい食べ過ぎてしまうという方に、食べすぎるとどうなるのか、体に害はあるのかなどをご紹介したいと思います。
酒粕を毎日食べ続けたり食べすぎたりしたら何か害はあるの?
そもそも酒粕とは、日本酒などのお酒のもろみを圧縮した際に残るもののことを指します。
酒粕はそのまま食べることもできますし、溶かして甘酒にしたり、漬物や粕汁にすることもできます。
美容にもいいと言われていて、化粧品に使われることもあります。
そんな酒粕ですが、毎日のように食べているとどうなるのでしょう?
やはり体にいいと言われる酒粕も、あまりに食べすぎると逆によくありません。
酒粕を食べすぎると、太ってしまう、気づかないうちに体にアルコール反応が出てしまう、という問題が起こります。
酒粕は栄養豊富で健康にもいいのですが、意外とカロリーが高いんです。
酒粕を300~400g食べるだけで、成人の1日のカロリー摂取量を超えてしまいます。
そんなにたくさん食べることはない、と思っているかもしれませんが、酒粕はそのまま食べる以外にも料理などによく使っていて、意外と量を消費しているので結構簡単に超えてしまいます。
もちろん酒粕以外にもいろいろなものを食べていると思いますので、酒粕は量をセーブしないと、カロリーの取りすぎにつながるんです。
また、酒粕は原料がお酒ということもあり、アルコールが含まれています。
なので、酒粕をたくさん食べていると知らない間にお酒を飲んだことと同じ扱いになるんです。
実際に酒粕で作った粕汁を飲んだ後に車を運転したことで、飲酒運転として捕まった人もいるそうですよ。
気づかないうちに犯罪を起こして捕まってしまうなんて、たまりませんね。
少量の酒粕なら問題はないのですが、大量に食べてしまうことでアルコール摂取量が増えますので、食べるタイミングなどには注意しなければいけません。
酒粕甘酒はいつ飲むと体にいいとかある?
栄養満点の酒粕からできた甘酒は、実はダイエットにも効果があると言われています。
しかし、飲むタイミングによって、その効果の大きさに大きな差が出るんです。
もっとも効果的なのは、朝ご飯を甘酒に置き換える方法です。
甘酒には基礎代謝を高める効果があり、脂肪を燃焼させやすくすることができます。
朝に甘酒を飲んで基礎代謝をあげておくことで、いつも通りの生活でも多くの脂肪を燃焼することができます。
また、朝に飲むことで1日の始まりにたくさんの栄養を補給することができ、その日のエネルギーを蓄えられます。
朝からやる気と元気に満ち溢れている、という方はなかなかいないと思いますが、甘酒を飲むことで脳に栄養が届き、元気なスタートを切ることができますよ。
逆に、ダイエット効果の期待できない時間帯が、夜です。
夜から活動を始める、という方には効果があるかもしれませんが、多くの方は夜に寝て、朝に活動を開始しますよね。
眠る前に基礎代謝をあげても寝ている間の体はあまり脂肪燃焼を行わず、休んでいる状態になります。
なので、夜の甘酒はダイエットには向いていません。
とはいえ先ほどご紹介したように、飲み過ぎは飲酒と同じ扱いになることがあるので、朝も量には気をつけましょうね。
まとめ
酒粕を食べると健康や美容など体にいいことがありますが、食べすぎてしまうと太ってしまったり、飲酒扱いになることがあります。
酒粕で作る甘酒にはダイエット効果があり、朝に飲むとさらにその効果をアップさせることができます。
酒粕はくれぐれも適切な量で、美味しく食べるようにしてください。