コーヒーを飲んでいるときに、うっかり服にこぼしてしまうことってありますよね。
服についてしまうとシミになり、洗濯しても簡単には落ちません。
クリーニングに出せばキレイになって帰ってきますが、毎回クリーニングに出すのは面倒だしもったいないですよね。
自宅でもコーヒーのシミをキレイに落とすことはできないのでしょうか。
今回は、そんな服についてしまったコーヒーのシミを家でも落とせる方法や、出先でこぼしてしまったときの対処法などをご紹介したいと思います。
コーヒーの染み抜きは時間がたったらクリーニングしか無理?家で取れる?
コーヒーのシミは茶色く濃く残るので隠すのも落とすのも頑固で難しいです。
諦めて毎回クリーニングに出している方も多いのではないでしょうか。
時間がたてば、さらに強力で、もはや手の打ちようがないとは思っていませんか?
実は、コーヒーのシミは家でも落とすことができて、時間がたっていても大丈夫なんです。
時間がたって落ちにくくなったコーヒーのシミに使うのは、食器用洗剤です。
まずシミができたところの裏に汚れてもいいタオルなどを当てます。
割りばしにコットンを巻き付けたものを用意し、それに洗剤を含ませてシミ部分に洗剤を塗ります。
だんだんと薄くなってきて、下のタオルに汚れが移っていきますので、最後にいつもの方法で洗濯をして完了です。
食器用洗剤でも落ちない頑固な汚れには、酸素系漂白剤と重曹を使いましょう。
酸素系漂白剤と重曹を2:1の割合で混ぜ合わせます。
先ほどと同じ方法でタオルと割りばしで作った液体をシミ部分に塗ります。
その後に液体を塗った部分に、ヤカンなどから出る水蒸気を5秒ほど当ててください。
そうすることで、効果が高くなります。
最後に洗濯をして、汚れが落ちていれば完了です。
漂白剤を使った方が洗剤よりも落ちやすいのですが、服によっては色落ちしてしまう物もあるので、先に洗剤を試してからにするのがおすすめですよ。
この方法だとほとんどのコーヒーのシミも家で落とすことができるので、クリーニングにわざわざ出す必要がなくなりますよ。
コーヒーの染み抜きのために出先でやっておくことってある?
コーヒーの染み抜きはできるだけ早く対処した方がいいですが、コーヒーをこぼしたところに毎回洗剤や漂白剤があるわけではありません。
むしろ、出先のカフェなどでこぼしてしまうことの方が多いと思います。
出先でもすぐに応急処置をすることで、その後に汚れを格段に落としやすくすることができるんですよ。
応急処置の方法は先ほどご紹介したものと似ていて、タオルの代わりにティッシュやナプキン、洗剤や漂白剤の代わりにトイレの石鹸を使います。
シミになっているところの裏側にティッシュやナプキンを当て、まずは乾いたティッシュやナプキンで残っている水分を吸い取ります。
その後に水で濡らしたティッシュに石鹸をつけて、下のティッシュやナプキンに汚れを移すイメージで上からとんとんと叩きます。
汚れが落ちたら服についた石鹸を水で流して完了です。
うまくいけば、これだけでシミを落とすことができることもありますよ。
まとめ
時間がたってしまったコーヒーのシミは、食器用洗剤を使って落とします。
それでも落ちないような頑固なものには、酸素系漂白剤と重曹を混ぜた液体を使って落としましょう。
出先でこぼしてしまった際はできるだけ早い対処がキレイに落とすポイントです。
外出先でも手に入りやすいティッシュやナプキン、トイレの石鹸を使い、応急処置を施しましょう。
コーヒーのシミは時間がたった後でもクリーニングに出さず、家で落とすことができます。
コーヒーをこぼしてしまっても焦らず、なるべく早く染み抜きを行ってください。