毎日使うタオル。
もちろん、毎日洗えばいつか替え時がきますが、そのタイミングっていつぐらいなのでしょうか?
タオルが臭いだしたら、替え時?
臭いを消す方法ってないの?
少しでも、長く使える方法はないのでしょうか。
今回はそんなタオルのお悩みについてご紹介したいと思います。
タオルの寿命は臭いで判断それとも・・・
タオルが臭い出す原因は2つあります。
1つ目は、菌の繁殖です。
すすぎが甘かったり、生乾きの時に起きやすいです。
特に、梅雨の季節は注意が必要です。
この場合は、ちゃんと洗い直し完全に乾かせば臭いは落ちます。
2つ目は、タオルの寿命です
ちゃんと洗っているのに臭いが取れないのであれば、タオルの替え時のタイミングだと思った方がよいです。
タオルの寿命の判断基準は臭い以外にも見た目、手触りなどがあります。
タオルの耐久性の目安は洗濯30回ぐらいと言われています。
見た目がまだ、使えそうでも、ホテルなど、お客様がタオルを使うような仕事だと、それぐらいを基準に買い換えるのです。
タオルの繊維が短い物は寿命が短く、反対に繊維が長い物は寿命も長い事が多いです。
しかし、繊維が短い物は乾きが早く、長い物は肌ざわりがよいなど、それぞれのメリットもあります。
なにを優先するかでタオルを選ぶようにしましょう。
他にも、寿命を迎えたタオルは、吸収力がおちゴワゴワし始めます。
ゴワゴワのイメージは、顔に触れた時に痛いなと感じるかんじです。
見た目でいくと、黒い点々が付き始めたら、黒カビが原因です。
使い続けると肌荒れなどの原因になるので、代え替えて下さい。
薄っすらピンク色になりだしたら、細菌が原因です。
黒カビと違い漂白剤などで洗う事で復活の余地がありますので試してみて下さい。
タオルの嫌な臭いはクエン酸が効く!?
洗ってもなかなか取れない臭いにはクエン酸を使ってみて下さい。
ドラッグストアで手軽に手に入りますが、100円均一にも売っています。
10Lの水に対して10gぐらいを目安に入れてそのまま洗濯機で洗って下さい。
その際、一緒に、洗剤や柔軟剤を使うと化学反応で効果が薄れてしますので絶対に使わないで下さい。
10ℓに対してのタオルの目安は1枚~2枚です。
たくさん一気に洗いたい時は、水の量を増やしてください。
クエン酸の効果は2時間ぐらいです。
浸け置きはせずに洗う時に水と混ぜましょう。
温水を使うと、溶けやすそうなイメージですが同時に二酸化炭素が発生するので水を使用してください。
洗濯槽の掃除にもクエン酸は有効です。
1~2カ月に一度クエン酸で洗濯槽の掃除を行って下さい。
カビが生えた洗濯槽で洗う事も嫌な臭いの原因となります。
最近の洗濯機は洗濯槽を洗うコースなどもあるのでボタン1つで簡単に出来ると思います。
タオルのふわふわを長持ちさせる方法
タオルを使う上で、あのふわふわとした柔らかい肌触りは必要不可欠ですよね。
少しでも長持ちさせる方法をご紹介します。
■ 柔軟剤を使わない。
実は、柔軟剤は繊維の表面をコーティングして肌触りをよくするもので、タオル自体を柔らかくするものではありません。
使い続ける事で吸収力の低下やパイル抜けの原因となります。
■ 洗濯の時にクエン酸を使う事でふわふわに仕上がります。
■ 洗濯する際、洗濯物を詰め込みすぎない。
物がたくさん入っていると、衣類同士が摩擦しあって生地が傷んだり、伸びたりする原因になります。
■ 量が多いとすすぎが甘くなり、洗い残しの原因にもなりやすいです。
■ たたむ時は、積み重ねず立てて収納する。
まとめ
洗濯の際、他のものと毎回分けて洗うのは大変だと思いますが、何回かに一回はタオルだけをクエン酸で洗うと臭いも防げて肌ざわりも復活するので一石二鳥かと思います。
いくら長く使ってきて寿命がきたタオルでも、お気に入りの物や高価なタオルだと捨てにくいと思います。
雑巾やだいふきなど違う形でもう一で使ってあげると次は罪悪感なく買い替えれるかなと思います。