春といえば柏餅。
端午の節句に時期には欠かせない和菓子です。
程よい甘さがクセになって、ついつい食べ過ぎてしまいますよね~。
食べているといつもふと気になるのが、柏餅がくるまれている葉っぱ。
この葉っぱ、何の葉っぱなんだろう・・・?
一緒に食べるのが正解なのかな・・・?
気になっている方も意外と多いのではないでしょうか?
私も食べるたびに疑問に思いながら、食べ終わるとすぐ忘れてしまっていました。
そこで今回は、長年の疑問であった柏餅の葉っぱと、今年こそスッキリとした気持ちで向き合えるよう詳しく解説してみたいと思います。
柏餅が大好きで春になるとよく食べるけど、この葉っぱなんの種類の葉っぱなのだろう...
いつも食べないけど、意外と食べられるのかなぁ~と気になっている方はぜひ最後までお読みください!
柏餅の葉っぱの種類や名前は何?
まずは柏餅の葉っぱの種類や名前を掘り下げていきましょう。
柏餅に使われている葉っぱはそもそも「柏」ではなく、「槲」(こちらも「かしわ」と読みます)という字を書くブナ科の落葉広葉樹で全国に生息しているものなのだそうです。
「柏」は本来は中国産のコノテガシワという葉が細長い針葉樹を指すので、柏餅に使われている葉っぱは「柏」ではなく「槲」が正しいのです。
少しややこしいですが、「槲」と同じ読みで簡単に書ける「柏」という字が一般的になったということなのでしょう。
また、もともとは「槲」でもない別の葉っぱが使われていたものの、都会でも手に入りやすく大きさがちょうどいい「槲」の葉が代用として使われるようになったということです。
「槲」の葉は新芽が出てくるまで古い葉っぱが落ちないことから、世代間の切れ目がないということで人々から神聖視されていて、子孫繁栄や家系の永続など縁起の良いものとされていたため定着していったとのこと。
江戸時代にはすでに「柏餅」という文化があったということですから、とても歴史のある食べ物なんですね。
さらに、関西より西の地方では、大きくて包みやすい葉っぱのサルトリイバラが使われていたり、カシワの葉以外で巻かれたものは「しばもち」と呼ばれたりします。
「ちまき」、「おまき」、「いばらもち」など地域によって様々な名前があります。
地方出身の友人がいたら、どんな呼び方だったか聞いてみるのも面白いかもしれません。
柏餅の葉っぱって食べる地域あるの?食べれるの!?
柏餅の葉っぱは苦いし、固いし、ざらざらして舌触りもあまり良くないですよね?
調べたところ、食べる習慣のある地域はなさそうでしたが、食べるという人もいるにはいるようです。
独特の苦みが逆に体に良さそうな気もしますが、そもそもなぜ葉っぱを巻くのでしょうか?
端的に言うと、柏餅の葉っぱには、
①オイゲノールという殺菌作用のある成分による抗菌作用
②葉っぱ独特のいい匂いによる香り付け効果
③お餅表面の乾燥を防いで美味しさを保つ
④包むことで運びやすくなり、食べるときに持ちやすい
ということ。
とても実用的な理由で巻かれているんですね~。
こうした理由から明らかなように、柏餅の葉っぱは基本的に食べるものとしては作られていないようです。
お餅本来の美味しさを損なわないために、葉っぱ部分は食べない方が良さそうです。
それでもどうしても食べたい!という方は、大きくなる前の若い葉っぱを使ったり、お湯につけたり蒸すなどして、できるだけ葉っぱを柔らかくしてからにしましょう。
ちなみに「桜餅」の場合、桜の葉は塩漬けされて食べられるように作られています。
こちらは安心して食べてしまって大丈夫です。
程よい塩味が付いていて、甘い餅との相性も抜群と感じる方も多いのではないでしょうか。
まとめ
今回は柏餅の葉っぱの種類や名前、食べる地域はあるのか、食べても問題はないのか、といった事項について解説しました。
葉っぱは「槲」という種類の木の葉が使われていて、食べる地域はないのでおすすめはしないが、食べても問題はないようです。
皆さまの疑問点は解消されましたでしょうか?
柏餅の季節が待ち遠しいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。