今回は、カーネーションをドライフラワーにする方法をご紹介したいと思います。
母の日にお子さんにカーネーションをもらったら、お母さんもとても嬉しいですよね。
できるだけ長持ちさせたいと思うママも多いはずです。
花はドライフラワーにすると枯れずに長持ちしますが、自分でドライフラワーにするにはどうしたらいいのでしょう?
手作りのドライフラワーはなんだか難しそうなイメージを持っている方もいらっしゃるかと思いますが、実はとっても簡単にできるんですよ。
カーネーションのドライフラワー作りは吊るすだけ?いい方法ない?
もっとも一般的で、簡単にできるドライフラワーの作り方が、吊るして作る方法です。
家にあるものだけで作ることができ、手間もほとんどかかりません。
吊るしてドライフラワーを作る方法は、カーネーションをそのまま逆さにして、風通しのいい場所に1~2週間ほど陰干しておくだけです。
湿度が高いと乾燥するのに時間がかかるので、梅雨の時期などにはもう少し時間がかかるかもしれません。
束でも作ることができますが、早く作りたいときは1本ずつ吊るしておくと短い時間で出来上がります。
さらに早めたいときは、紙袋にカーネーションを入れます。
さらにドライヤーを直接風が当たらないようにして温風を当て続け、そのまま同じように陰干ししておくとすぐに
出来上がります。
5分ほど温風を当てると1日ほど干すだけでドライフラワーになります。
ですが、温風が直接カーネーションに当たってしまうと傷むので、注意が必要です。
吊るす方法は手間がかからない分時間がかかってしまうのですが、生花から徐々にドライフラワーになっていく様子を見ることができ、そこが楽しみのひとつでもあります。
コツなども何も必要ないので、初めてドライフラワーを作る人でも簡単にできますよ。
カーネーションのドライフラワーをレンジで出来たら早い!?
あまり知られていない方法ですが、実はドライフラワーは電子レンジでも作ることができます。
電子レンジでドライフラワーを作るには、電子レンジに対応している容器とシリカゲルが必要になります。
シリカゲルとは乾燥剤のことで、食品の乾燥剤用として入っていることもありますし、購入することもできます。
まず電子レンジ対応の容器にシリカゲルを敷き、そこに花を入れます。
上からもシリカゲルを入れて花が完全に埋まるようにし、フタは閉めずに500Wで1分半ほど加熱します。
電子レンジから容器を取り出し、シリカゲルが冷めるまで待ってから花を取り出しましょう。
上手くいっていれば、これだけでドライフラワーができます。
しかし、電子レンジを使った方法はなかなか難しく、加熱時間が少し違うだけでも、花が焦げたりしてしまいます。
ドライフラワーを作るのには1番早い方法ですが、失敗する可能性も高いのであまりおすすめは出来ません。
どうしても急いでいるとき以外は、吊るして作る方が必ず成功しますよ。
まとめ
ドライフラワーのもっとも簡単な作り方は、吊るして作る方法です。
この方法はただ吊るしておくだけなので、ほとんど手間もかかりません。
その分1~2週間と時間がかかりますが、生花からドライフラワーに変化していく様子を楽しむことができます。
電子レンジを使った方法だとすべての工程を合わせても3分ほどあればできますが、焦げてしまうこともあり、なかなか難しいです。
せっかくお子さんにもらった大事なカーネーションを焦がしてしまうかもしれないので、避けた方が良いと思います。
ドライフラワーは、自分でも意外と簡単に作ることができます。
思い出に残したいような大切な花は、ぜひドライフラワーにして大事にとっておきましょう。