果物は離乳食で初期から食べられるものも多いですが、そんな中でもびわはどんなレシピがあるのでしょう?
また、いつ頃から食べられるのでしょうか?
アレルギーなどが心配なママも多いですよね。
今回は、そんなびわの離乳食レシピや、アレルギーなどの注意点について、ご紹介したいと思います。
離乳食でびわのレシピご紹介!
びわは赤ちゃんの生後5~6か月以降、離乳食の初期から食べることができます。
しかし、種の近くに渋みがあるので、離乳食初期や中期の赤ちゃんにはこの部分はまだ食べられません。
最初の頃は種から遠い部分を与えるようにしましょう。
びわは酸味が少なく、食物繊維も多くはないので、消化が早く胃腸に優しい離乳食に向いている食材です。
栄養もたっぷりなので、デリケートな赤ちゃんの身体をしっかりと支えてくれます。
赤ちゃんでも食べられるびわの離乳食レシピをご紹介します。
① まずはびわを良く洗い、皮を剥きます。
② 種を取り除いて3~4つに分け、すりおろします。
③ 電子レンジで30~40秒ほど温め、完成です。
びわは皮の近くに渋みがあるので、最初の頃は種の近くの部分は厚めに取り除いてあげると食べやすくなりますよ。
電子レンジで温めることで甘みが増し、柔らかくなるのでさらに赤ちゃん向きの味になります。
電子レンジで加熱すると殺菌効果もありますので、赤ちゃんに与える時は必ず加熱してから与えてください。
始めて食べる時は、このようにシンプルなレシピがおすすめです。
① 先ほどご紹介したように、すりおろしびわを作ります。
② プレーンヨーグルトにすりおろしびわを混ぜて、完成です。
びわに食べ慣れてきたら、ヨーグルトにも混ぜて一緒に食べさせてみましょう。
ヨーグルトは小さい赤ちゃんでも食べることができ、離乳食初期になりがちな便秘の解消にもなりますので、おすすめです。
びわは離乳食でアレルギーが出やすかったりするの?
どんな食材でもアレルギーは起こる可能性があり、びわでもアレルギーが出ることがあります。
しかし、ビワはアレルギーが出やすいというほどの果物ではないです。
でも、まだ体の弱い赤ちゃんにはアレルギーが出てしまったら危険なので、初めて食べさせるときは注意しなければ
いけません。
びわを食べた時のアレルギー症状は、主に口の中やのどの腫れ、目のかゆみ、鼻づまりや嘔吐などです。
重症の場合、アナフィキラシーショックを起こすこともあるので、もしもアレルギー症状が赤ちゃんに出た場合はすぐに病院を受診させましょう。
びわはバラ科の果物に分類されます。
びわでアレルギーを起こした方は、リンゴや桃、なしなどの同じバラ科の果物のアレルギーを持っている可能性も高いです。
また、逆にこれらのバラ科の果物でアレルギーを起こしたことのある方は、びわでもアレルギー症状が出る可能性が高いので、食べる時には注意が必要です。
加熱をすればアレルギーが出にくくなるので、赤ちゃんのうちはしっかりと加熱してから与えてくださいね。
まとめ
赤ちゃんは離乳食初期のころからびわを食べることができますが、種の近くの実には渋みがあるので、最初はここを取り除いてあげてください。
すりおろしてペースト状にしたり、ヨーグルトに混ぜると、赤ちゃんでも食べやすくなります。
電子レンジで30秒ほど加熱することで甘みが増してやわらかくなるだけではなく、アレルギーを抑えることもできるので、しっかりと加熱してから与えましょう。
バラ科の果物のアレルギーを持っている方は、びわにも注意が必要です。
初めて赤ちゃんにびわを与える時はママもドキドキするかもしれませんが、アレルギーに注意して、赤ちゃんにも気に入ってもらえるよう美味しく調理してあげましょう。