記念に頂いた花束や思い出の花を残しておくのにおススメなのが押し花です。
他にも、ドライフラワーやプリザーブドフラワーなどといった残し方もありますね。
ですが、押し花は平面的で場所もとらず、家庭でも簡単に作る事が出来るので、ぜひトライしてみて下さいね~。
カーネーションの押し花はアイロンを使えばいい?作り方を知りたい!
通常の押し花を作る時にかかる時間は3~4日。
長くて1週間前後かかります。
作り方ですが、まずは押し花にしたい花たちをティッシュの上に敷いて並べます。
その上から更に、ティッシュを敷いて新聞紙の間に入れて挟みます。
重りになる厚めの本、数冊をその上にのせます。
そのまま、数日間置き水分がしっかり取れたら完成です。
早く完成させたい時は、ティッシュの上と下にキッチンペーパーを挟むとより水分の抜けが早くなります。
挟んだ、新聞紙やキッチンペーパーはこまめに取り換えましょう。
以上が通常の作り方ですが、急いでいる時や、時間をかけず1日で押し花を作る方法もあります。
【アイロン使う】
衣類の用のアイロンを使って簡単に押し花を作る事が出来ます。
アイロン使用の際は、必ず低温にして使いましょう。
キッチンペーパーやティッシュだとはがす時、花たちが分離してしまうのでクッキングシートがおススメです。
新聞紙の間に、クッキングシートを挟み、その間に花たちを挟んで、一番上からアイロンします。
10秒ぐらいを目安にチェックしながら行って下さい。
水分が残っている状態でアイロンをかけると変色して鮮やかさがなくなってしまいます。
まずは、新聞紙などに挟みしっかり水分をとって行って下さい。
【電子レンジを使う】
電子レンジを使う時は、まず、電子レンジに入るサイズの段ボール2枚用意します。
その間にキッチンペーパーに挟んだ花たちを更に挟んで輪ゴムで一つに固定します。
30秒ぐらいを目安に電子レンジに入れます。
時間が長すぎると危険なので、短めに設定して、足りないなら時間を増やしていくようにしましょう。
電子レンジの場合は、加熱時間がとても重要になってきます。
何度かやっていくうちにベストな時間が見つけられると思います。
カーネーションの押し花の組み立て方法は?
花びらがたくさんあるような花で押し花を作る時は一度、花びらをバラバラにして乾燥させもう一度、一枚一枚くっつける必要があります。
台はなんでもよいですが、ある程度厚みのある画用紙がおススメです。
木工用ボンドを用意します。
細かい作業になるのでピンセットがあると作業しやすいですね。
まずは、一枚一枚、円を描くように扇状に花びらを重ねて貼り付けていき、次に、その中に、更に小さい花びらでもう一度円を描くように扇状に貼り付けていきます。
しっかりと乾かしたら完成です!
■ 押し花を作る際に注意したい花たち
花びらが多い
花びらが多い花たちは、なかなか水分が抜けないので乾燥までに時間がかかります。
時間がかかると鮮やかな押し花を作る事が出来ません。
そんな時は一枚一枚離して押し花を作って下さい。
乾燥し終わったらもう一度貼り付けていきます。
花びらが分厚い
ひまわりなどの花びらが大きく、茎も太いような花はそのまま押し花にしようとすると時間がかかりすぎてうまく作れません。
表面にでてこない裏がわの部分を表に見えないギリギリまで削ぎ落します。
あまり削ぎ落しすぎると花びらがバラバラになるので気を付けましょう。
水分の多い茎の部分が減るので早く乾燥します。
まとめ
鮮やかな押し花を作るにはいかに乾燥までの時間を短縮させるかが大事になってきます。
よって、押し花に向いている花は「水分が抜けやすい」となるので、通常でも枯れやすい花です。
国花となっている菊の花などは水分が抜けにくく押し花には向いていません。
初めて、押し花をするときやお子様と一緒にするときなどは、水分の少ない草木から始めてみると失敗がないでしょう。