最近では、ライフスタイルが多様化していますね。
それに伴い夜勤や残業、共働きなどでなかなか決まった時間や、朝洗濯物を干す事が難しく、夜に干すという家庭も増えてきています。
夜、干す時に気になるのが干し場所・・・
やっぱり外に干した方がよいのか?
それとも、室内の方がよいのでしょうか?
今回はそんな夜洗った洗濯物の干し場所について色々とご紹介してみたいと思います。
夜に洗った洗濯物を干すのに適している場所は?
夜に洗濯物を干す時に室内でも外でもどちらが正しいという事はありません。
しかし、夜と昼では外の気温や湿度に差がある為、同じような感覚で外に干してしまうと、失敗する事が多いです。
では具体的に理由をみていきたいと思います。
■ 夜に外に干さない方がいい理由
・外出中と勘違いされて、泥棒にはいられる危険性が高まる。
・下着などの盗難にあいやすい。
特に階が低い部屋に住んでいる人は危険です。
・濡れた衣服は虫が卵を産むのに都合が良く、虫の住みかになりやすい。
・昼より気温が低く太陽もでていないので、乾く速度が遅くなります。
そうすると、濡れている時間が長いため、菌が繁殖しやすく嫌な臭いが発生しやすい。
・長く外にでているので、紫外線に長く当たっていることにより、衣類が変色しやすくなる。
※曇っていても紫外線はでています。
以上の事をふまえると、なるべく、夜洗った洗濯物は室内に干す事がベストと言えるでしょう。
時間があれば、朝はそのまま外に干してあげるといいです。
夜洗った洗濯物をそのまま洗濯機に入れて朝外に干すのはダメ?
夜に洗濯機を回していると、朝洗濯機が終わるのを待たなくてよかったり、夜だと電気代が安いので節約になったりとメリットもたくさんあります。
しかし、朝干すこと自体は衣類にとってはNGです!
長く、濡れた状態が続く事は菌の繁殖や、衣類のしわの原因になります。
せっかくキレイになったのに再び菌を増やす事になります。
今は、タイマー機能が付いた洗濯機も多いです。
洗濯機をそろそろ買い替えたいな~と思っている方は、タイマー機能付きの洗濯機も検討してみましょう。
ご自身のライフスタイルに合わせて、朝スムーズに干せるタイミングにちょうど洗濯が終わる時間をセットするといいですね。
■ 干し方も工夫しましょう
冬は室内の方が暖かいので逆に外より乾きが早かったりします。
夏もエアコンの風を利用すれば室内でも十分乾きますが、干し方を工夫する事で、より早く乾かす事が出来ます。
洗濯物同士の間隔をあけるのは基本ですがもう一工夫してみましょう。
アーチ干し
イメージとしてはアーチ橋のようにラウンドした干し方です。
外側に丈が長い物、内側に丈の短い物を干すようにしましょう。
ずらし干し
長い物同士を並べて干してしまうと重なって、風通りが良くありません。
タオルなど干す時、裾をそろえて干さずに、少しずらすことで風が当たる面積が増えるので早く乾きます。
蛇腹干し
洗濯ばさみが付いた、小物干し用のハンガーに干す時は屏風の蛇腹のように干してあげると乾きが早いです。
まとめ
生乾きの臭いを残したまま乾くと、もう一度洗わないと臭いがとれないので、二度手間になります。
よくばって、たくさん洗っても、干す場所がなく乾きずらかったり、すぐ干せなかったりでは意味がありません。
少量なら干す時間もすぐ済みますし場所もとりません。
一度でたくさん洗いたい方は、干す場所やタイミングを考えながら行いましょう。