安くて美味しい舞茸(まいたけ)は、いろいろな料理に使えてしかも体にいい!
そうなるとついつい買いすぎてしまうこともしばしば・・・
そんな時に心配になるのが、腐ってしまわないかではないでしょうか。
舞茸が腐ると、一体どんな感じになるのでしょう?
今回は、そんな舞茸が腐るとどうなるのか、どれくらい日持ちするのか等についてご紹介したいと思います。
舞茸が腐るとどうなるの?見分け方ご紹介!
舞茸が腐ると、臭いや見た目に違いが出てきます。
まず、新鮮な舞茸はきのこ独特の香りがしますが、腐った舞茸は酸っぱいような臭いがしてきます。
見た目はハリがなくなってしまい、水分が出てきてぬめりが出てきたり、黒ずんでいたり等の変化が出てきます。
このような状態になった舞茸は、残念ながら腐ってしまっているので、食べる事が出来ません。
もちろん味も美味しくないですし、食べることで体に害を及ぼす可能性も十分にあります。
舞茸は白いカビのようなフワフワしたものがついている時があります。
これも腐ってしまっているのかと思う方もいらっしゃるでしょうが、実はこの状態はまだ腐ってはいません。
カビのようにも見える白いふわふわの物は「気中菌糸」といい、きのこの一部です。
実際はカビでもないので、体に害があるものでもありません。
もう食べられない腐った舞茸を見極めるポイントは、
① ぬめり
② 黒ずみ
③ すっぱい臭い
という点です。
このような舞茸は腐っていると判断していいですので、すぐに処分しましょう。
舞茸の日持ちはどれぐらいで長持ちさせる保存方法もご紹介!
舞茸の賞味期限は、生のままだと3~5日ぐらいが目安です。
きのこ類は意外にも、すぐに傷み始めてしまうのが難点・・・
舞茸を長持ちさせるには、冷凍して保存する方法と、干して乾燥させて保存する方法のふたつの方法があります。
ひとつずつ詳しくご紹介しますね。
■ 冷凍保存する方法
舞茸を冷凍保存すると、最大1ヶ月ほど保存しておくことができます。
舞茸は意外にも冷凍保存に向いている食材で、料理に使う時も冷凍のまま使うことができ、とても楽です。
舞茸の冷凍方法は、まず石づきを取り、小分けにします。
密閉できる袋に入れ、空気を抜いてそのまま冷凍庫に入れて保存します。
冷凍する時に舞茸が濡れていると、傷みやすくなり、風味が落ちてしまいますので、キッチンペーパーなどで水分をよくふき取りましょう。
冷凍保存でも長く保存していると傷んで腐ってしまうことがあります。
料理に使う時は、念の為舞茸をよく見て食べられるか確認してからにしましょう。
■ 干して乾燥させて保存する方法
舞茸は天日干しすることで常温保存が可能になり、保存期間も3週間ほどに伸びます。
この方法は舞茸の栄養を最も上手にとることができる方法で、なんと干した舞茸には生の舞茸の3倍もの栄養価が含まれています。
さらに干すと香りが強くなり、料理でも舞茸の味が濃く出るので、風味をより楽しむことができますよ~。
しかし、アクも強くなるので、調理前に水でよく洗ってからぬるま湯で10分ほどかけて戻し、さらに5分ほど下茹でする必要があります。
舞茸を干して保存する法右方は、まず石づきを取り除いて小分けにし、ザルなどに平らに広げます。
風通しのいい太陽の当たる場所にザルを置き、そのまま3~5日ほど天日干ししましょう。
舞茸が乾燥したら、密閉できる袋に乾燥剤と一緒に入れると、長持ちします。
少し手間ですが、舞茸をより美味しく食べたいという方にはおすすめの方法です。
まとめ
マイタケは腐ると、すっぱい臭い、ヌメリ、黒ずみなどが出てきます。
白いカビのようなものはカビではなく、舞茸の一部なので、心配しなくても大丈夫です。
舞茸は冷蔵庫でも3~5日ほどしか日持ちせず、長持ちさせるには冷凍保存か天日干しする方法があります。
すぐに使い切れない時はどちらかの方法で長期保存をし、腐る前になるべく早く食べるようにしましょう。