母の日などやお祝い事で頂く機会が多いカーネーション。
出来れば長くキレイな花のまま咲いてほしいものですね。
切り花で頂いた際は難しいですが、鉢植えされたカーネーションであれば大丈夫。
ちゃんとお手入れしてあげる事で、来年もまた花を咲かす事が出来ます!
今回はそんな鉢植えカーネーションのお手入れ方法を、詳しくご紹介していきます。
カーネーションの鉢植えは冬越し出来るの?翌年も咲かす事は可能!?
カーネーションは本来、ワンシーズンしか咲かない花としてとても有名でした。
しかし、近年の品種改良により1年中咲く花となりました。
カーネーションと言っても、たくさんの品種があり育ち方は違います。
冬越し中は、お手入れを気を付けないと枯れてしまう品種もあれば、全く影響のない品種もあります。
では、冬の間、どんなところを気をつければよいでしょうか?
特に気を付けたい要素は次の通りです。
温度
カーネーションは基本的に低い温度に弱いです。
常に、10℃~20℃位で保てる場所に置きましょう。
日光
カーネーションは太陽の光をより多く必要とする花です。
冬場のように日照時間が短くなる時期は、日当たりのよい場所を選んで置いて下さい。
水やり
通常期の水やりはとても大切ですが、冬に関しては、あげすぎないように気を付けましょう。
土が湿っている間はあげる必要がないので、毎日あげなくてもよいです。
あげすぎて水が凍ってしまうと枯れたり、根腐れの原因となります。
肥料
カーネーションは肥料を必要とする花ですが、必要なのは開花の時期のみとなります。
もし、冬も咲く品種であれば、液体肥料をあげて下さい。
カーネーションが完全に枯れたらもう終わりなの?
カーネーションはちゃんとお手入れをしてあげる事で翌年も咲かせる事が出来る花です。
しかし、デリケートな花な分、少し手を抜いてしまうと枯れてしまいます。
カーネーションが枯れる原因と注意点についてまとめてみました。
咲いた花を取り除いていない
咲き終わった花や枯れた葉・蕾はそのままにしておくとカーネーションの株まで弱らせてしまいます。
咲き終わった花は摘みましょう。
摘むことにより蕾に日光があたりキレイな花を咲かせます。
カーネーションと言わず花を鉢から育てる中で花がら摘み・切り戻し・摘芯はとても重要になってきます。
栄養分散して育つのを防いでくれるので、1本の花が大きく、キレイに咲かせる事が出来ます。
鉢を変える
まず、鉢植えで売られている場合、根詰まり気味な事が多いです。
今、植えてある鉢より、もう一回り大きな鉢に植え替えてあげてください。
日光に当ててない
カーネーションはとにかく日光をより多く必要とする花です。
室内で育てる場合、なるべく日当たりのよい場所に置きましょう。
逆に西日などの強い光を嫌うので朝日が入る場所がおススメです。
夏の直射日光も花には良くないので、夏は日陰の涼しいところに置いて下さい。
水やりが足りてない
水は、植物が育つ上で何よりも大切なものです。
あげすぎても、あげなさすぎてもダメなので何日分まとめて水やりするとかせず、毎日行いましょう。
水は蕾や花にかけないで下さい。
蕾が腐る原因となり、そのまま根本まで菌がいくと、全て腐って枯れてしまいます。
カーネーションは育てるのが難しいと思われがちですが、基本を覚えれば他の植物と変わりはないです。
一度枯れてしまうとまた咲かすという事は出来なくなるので、枯らさないように忘れないであげて下さい。
まとめ
寒さや霜を苦手とするカーネーションは、可能であれば冬だけでも室内で育てる事をおススメします。
日当たりのよい場所で風通しのよい場所においてあげて、適度に水をあげて下さい。
これは、冬だけと言わず、一年を通して心がけてほしいと思います。