安くて美味しい舞茸は、いろいろな料理に使うことができますよね。
しかし、野菜の美味しいものや新鮮なものは比較的見分けやすいですが、きのこ類はどこを見て見分けたり、選べばいいのでしょう?
また、調理する際に何か注意しなければいけないことはあるのでしょうか?
今回は、そんな舞茸の美味しくて新鮮なものの選び方や、調理の際に注意するべきことなどをご紹介したいと思います。
舞茸の美味しいものや新鮮なものの見分け方や選び方は?
新鮮で美味しい舞茸は、カサの部分の色が濃くはっきりしていて、肉厚なものが食感もよくて美味しいです。
舞茸には小分けになっているものと石づきについたままの状態で売られているものがありますが、石づきについたものの方が食感がよくおすすめです。
ハリがあり、パリッとしているものほど新鮮な舞茸です。
舞茸は、時間がたつにつれて中から水分が出てくるので、しんなりしているものや、パッケージに水滴がついているものは時間がたってしまった舞茸です。
歯ごたえのある新鮮で美味しい舞茸を選ぶには、肉厚でハリのある石づきについたものを選ぶようにするといいでしょう。
また、天然の舞茸が旬を迎えるのは、9~10月ごろです。
人工栽培の舞茸は通年ありますが、9月、10月は天然舞茸が特に美味しくなりますので、ぜひ天然のものを探してみてくださいね。
舞茸の調理で注意することってある?
野菜は基本的に調理の際には流水で汚れを落とすために洗います。
しかし、舞茸などのきのこ類は水分に弱く、濡れてしまうと傷みやすくなり、風味が落ちてしまいます。
舞茸の汚れが気になるときは洗わずに、キッチンペーパーなどで汚れをふき取るだけにしましょう。
また、舞茸は冷凍保存に向いている食材で、冷凍保存をすることで長持ちさせられますが、冷凍した舞茸を調理する際にも、注意が必要です。
調理前に解凍してしまうことで、風味や食感が落ちてしまうんです。
冷凍した舞茸を調理する前には、解凍せずに冷凍したまま調理しましょう。
舞茸を美味しく長持ちさせるコツ
舞茸の賞味期限は生のままでは冷蔵庫でも3~5日ほどしかもちません。
舞茸を長持ちさせるには、先ほどにもご紹介した冷凍させる方法と、天日干しして乾燥させる方法があります。
冷凍する方法はとても簡単で、最大で1ヶ月ほど保存しておくことができます。
冷凍方法は、小分けにして密閉できる袋に入れ、空気をしっかり抜いて冷凍庫にいれておくだけととっても簡単です。
調理に使う際には、必ず冷凍のまま使用してくださいね。
また、乾燥させることで常温保存でも3週間ほどの長期の保存が可能になります。
それだけでなく、香りが強くなり、栄養価もなんと3倍にまで増えるんですよ~。
舞茸を乾燥させるには、小分けにしてザルに広げ、3日~5日ほど風通しがよく太陽のよく当たる場所で天日干しをします。
舞茸が乾燥したら、密閉できる袋で乾燥剤と一緒に保存しておきましょう。
乾燥させたまいたけはアクも強くなるので、調理前に流水で洗い、10~20分ほどぬるま湯でもどしてから、5分ほど下茹でしましょう。
まとめ
美味しくて新鮮な舞茸は、肉厚でカサの色が濃くハリがあり、パリッとしているものです。
小分けになっているものよりも石づきについているものの方が食感がいいのでおすすめです。
水分の出ているものは時間がたったものなので、避けるようにしましょう。
天然物ものは9~10月ごろに旬を迎えます。
舞茸は水分に弱いので、汚れを落とす際には水で洗うのではなく、キッチンペーパーで拭き取るようにしてください。
冷凍や乾燥させることで、美味しく長持ちさせることができます。
ぜひ新鮮な舞茸を正しい方法で調理して、美味しくいただきましょう。